「大事に至る」とは?意味や類語!例文と解釈
「大事に至る」とは、「大きな問題や深刻な状態になってしまうこと」を意味する言葉です。
「大事に至る」の「意味・読み方・英語と解釈・使い方・例文と解釈・類語(シソーラス)や言い換え」について、詳しく説明していきます。
目次
- 「大事に至る」とは?
- 「大事に至る」の英語と解釈
- 「大事に至る」の表現の使い方
- 「大事に至る」を使った例文と意味を解釈
- 「大事に至る」の類語や類義語
「大事に至る」とは?
「大事に至る」という表現は、「大きな問題や深刻な事態になってしまうこと」を意味しています。
一般的な表現としては、「大事に至る」は「おおごと(大事)になる」という表現に言い換えると分かりやすくなります。
「大事に至る」という言葉は、「小さなことから大変な事態に至ってしまうこと」や「小さな問題から大きな問題へと発展してしまうこと」などを意味しているのです。
- 「大事に至る」の読み方
「大事に至る」の読み方
「大事に至る」の読み方は、「だいじにいたる」になります。
「大事に至る」の英語と解釈
「大事に至る」という言葉を英語で書き表すと、以下のようになります。
“develop into a serious incident, get serious”(深刻な事件や事態へと発展する・大事に至る)
“get out of control”(制御不能な大変な事態になる・大事に至る)
“I quitted the noisy party before developed into a serious incident.”(大事に至る前に、騒がしいパーティーを中止しました。)
「大事に至る」の表現の使い方
「大事に至る」の表現の使い方は、「小さな事柄から大変な事態に至ってしまう場合」や「小さな問題から大きな問題へと発展してしまう時」に使うという使い方になります。
例えば、「熱い鍋をひっくり返したが、中身の汁物がからだには当たらなかったので、大事に至らずに済みました」といった文章で、この表現を使用することができます。
「大事に至る」を使った例文と意味を解釈
「大事に至る」を使った例文を紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「大事に至る」を使った例文1
- 「大事に至る」を使った例文2
「大事に至る」を使った例文1
「台風・大雨の日に特別な用事もないのに無闇に外出すれば、豪雨を伴う強風に煽られて大事に至る可能性があります」
この「大事に至る」を使った例文は、「台風・大雨の日に特別な用事もないのに無闇に外出すれば、豪雨を伴う強風に煽られて、自然災害による大きな事故に巻き込まれてしまう可能性がある」ということを意味しています。
「大事に至る」を使った例文2
「血液検査の結果で異常が出て、大病院で再検査を受ける運びになったのですが、大事に至らなくて本当に良かったです」
この「大事に至る」を使った例文は、「血液検査の結果で異常が出て、大病院で再検査を受ける運びになったが、がん・心臓疾患などの深刻な病気(大変な病気)の結果に至ることがなくて本当に良かった」ということを意味しています。
「大事に至る」の類語や類義語
「大事に至る」の類語・類義語について、分かりやすく解説していきます。
- 「深刻な事態になる」【しんこくなじたいになる】
- 「大変な目に遭う」【たいへんなめにあう】
「深刻な事態になる」【しんこくなじたいになる】
「大事に至る」という表現は、「小さな問題が深刻な事態へと発展してしまうこと」を意味しています。
その意味合いから、「大事に至る」とほとんど同じ意味を持っている類義語(シソーラス)として、「深刻な事態になる」を上げることができます。
「大変な目に遭う」【たいへんなめにあう】
「大事に至る」という表現は、「小さな事柄をそのままにして、大変な目に遭ってしまうこと、大きな問題になってしまうこと」を意味しています。
その意味合いから、「大事に至る」と近しい類似の意味を持つ類語として、「大変な目に遭う」という表現を指摘することができるのです。
「大事に至る」という言葉について解説しましたが、「大事に至る」には「大きな問題や深刻な状態になってしまうこと」などの意味があります。
「大事に至る」の類語(シソーラス)・言い換えとしては、「深刻な事態になる」「大変な目に遭う」などがあります。
「大事に至る」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。