「妙味株」とは?!解説
それなりに株式の取引に慣れてくると、この「妙味株」を探してみたくなるものです。
目次
- 「妙味株」とは?
- 「妙味株」の概要
「妙味株」とは?
「妙味株」とは、何とも言えない味のある株式の銘柄のことを指して使う言葉です。
信用取引で売りから入ることは考えない場合、株式は買い銘柄を決めるところから始めます。
その銘柄に、堅いと言われる(評判の)銘柄や、上り調子の銘柄ではなく、人から見ると、何でそのようなものにわざわざ手を出すのかと思ってしまうような銘柄が、この妙味株だという場合があります。
- 「妙味株」の読み方
「妙味株」の読み方
「妙味株」は、「みょうみかぶ」と読んでください。
文字通り、妙味がある株式(銘柄)という意味で、この妙味は先のように、何とも言えない味だと解釈してください。
株式におけるこの「味」とは、普通に考えて、誰もが買いたくなるような銘柄ではなく、かと言って、無茶な銘柄を選んでいるという訳でもない、それなりの根拠のことになります。
「妙味株」の概要
「妙味株」に選ばれる銘柄を具体的に挙げるのは難しいですが、例えば、人知れず「連れ高」が狙える銘柄や、所持していることに意味がある銘柄などが選ばれることがあります。
「連れ高」とは、同業種に好調な銘柄がある為に、それに連られて値上がり傾向にある銘柄のことですが、連られるという部分は一緒でも、同業種ではなく、どうしてその銘柄が連られているのか分からない(選んだ人は理由が分かっている)銘柄があれば、「妙味株」だと呼んでいいでしょう。
また、一定数を所持していると株主としての特典があり、更にまず大きな値下がりはないだろうと思われる、特典の分だけ「お得」な銘柄なども、人によっては「味」があると考えてもおかしくありません。
このように、「妙味株」は簡単に説明できるものではなく、それができないからこそ、そう呼ばれるのだと言えるかも知れません。