「幾久しい」の意味とは!類語や言い換え
「幾久しい」とは、「いつまでも長く続くこと・末永く続くこと」を意味する言葉です。
「幾久しい」の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類語(シソーラス)や言い換え」について、詳しく説明していきます。
目次
- 「幾久しい」とは?
- 「幾久しい」の表現の使い方
- 「幾久しい」を使った例文と意味を解釈
- 「幾久しい」の類語や類義語・言い換え
「幾久しい」とは?
「幾久しい」という表現は、「いつまでも長く続くこと・末永く続くこと」を意味しています。
現代語における「幾久しい」のベーシックな用法では、形式的な挨拶(結婚式)・手紙文などにおいて「幾久しくお幸せにお過ごしください」というように連用形のかたちで副詞的に用いられています。
- 「幾久しい」の読み方
「幾久しい」の読み方
「幾久しい」の読み方は、「いくひさしい」になります。
「幾久しい」の表現の使い方
「幾久しい」の表現の使い方は、「いつまでも途切れずに長く続くこと」や「これからも末永く続くこと」を示唆して使うという使い方になります。
特に現代では、挨拶・手紙文などにおいて「幾久しく(連用形)」というかたちで使用される用例が多くなっています。
例えば、「ご無沙汰しておりますが、ご家族の皆様と共に幾久しくご健康であられることを願っております」といった手紙の文章などで使えます。
「幾久しい」を使った例文と意味を解釈
「幾久しい」を使った例文を紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「幾久しい」を使った例文1
- 「幾久しい」を使った例文2
「幾久しい」を使った例文1
「これからの人生も山あり谷ありとなるでしょうが、優しい奥様と共に力を合わせて幾久しくお幸せにお過ごしください」
この「幾久しい」を使った例文は、「これからの人生も山あり谷ありとなるでしょうが、優しい奥様と共に力を合わせて、末永く(途中でその幸せが終わることなく)お幸せにお過ごしください」ということを意味しています。
「幾久しい」を使った例文2
「今後とも、幾久しく御交誼(ごこうぎ)を賜りますようによろしくお願い致します」
この「幾久しい」を使った例文は、「今後とも、途切れることなく末永く、親しいお付き合いをさせて頂けますようによろしくお願い致します」ということを意味しています。
「幾久しい」の類語や類義語・言い換え
「幾久しい」の類語・類義語・言い換えについて、分かりやすく解説していきます。
- 「永遠・永久」
- 「とても長い・いつまでも変わらない」
「永遠・永久」
「幾久しい」の類語・言い換えとして、「永遠・永久」があります。
「幾久しい」という表現は、「いつまでも終わらないこと・永遠(永久)に続いていくこと」を意味しています。
その意味合いから、「幾久しい」という言葉は「永遠・永久」という言葉に言い換えることができるのです。
「とても長い・いつまでも変わらない」
「幾久しい」の類義語・言い換えには、「とても長い・いつまでも変わらない」があります。
「幾久しい」という言葉は、「非常に月日(歳月)が長いこと」や「いつまでもずっとこのまま変わらないこと」を意味しています。
それらの意味から、「幾久しい」と良く似た意味を持つ類義語(シソーラス)として、「とても長い・いつまでも変わらない」を指摘できるのです。
「幾久しい」という言葉について解説しましたが、「幾久しい」には「いつまでも長く続くこと・末永く続くこと」などの意味があります。
「幾久しい」の類語(シソーラス)・言い換えとしては、「永遠・永久」「とても長い・いつまでも変わらない」などがあります。
「幾久しい」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。