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「窮状」とは?意味や使い方!例文や解釈

「窮状」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。

ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。

では一緒に「窮状」という言葉の理解を深めていきましょう。

窮状

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目次

  • 「窮状」とは?
  • 「窮状」の表現の使い方
  • 「窮状」を使った言葉と意味を解釈
  • 「窮状」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 「窮状」の反対語
  • 「窮状」の類語や類義語・言い換え
  • 「窮状」の英語と解釈


「窮状」とは?

「窮状」とは?

「窮状」とは、「生活に困っている状態のことで、大変苦しい立場」にある様子を言います。

  • 「窮状」の読み方

「窮状」の読み方

「窮状」と書いて「きゅうじょう」と読みます。



「窮状」の表現の使い方

「窮状」の表現の使い方

「窮状」とは「生活に困っている状態、大変苦しい立場」といった時に使う言葉です。

貧乏などの為に困っているといった時に「この窮状を訴える」などと使います。

ただ、困っているとは言っても単なる甘えや我儘からくるものではなく、事情があり、大変苦しい立場にあるということは理解しておきましょう。

「窮状」を使った言葉と意味を解釈

「窮状」を使った言葉と意味を解釈

「窮状」を使った言葉や言い回しをいくつか紹介していきます。

意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。

  • 「窮状に陥る」
  • 「窮状を救う」
  • 「窮状を訴える」

「窮状に陥る」

「窮状に陥る」とは、経済的、物質的に貧しくなってしまう、立場的に苦しい状態になってしまうという時に使う言葉です。

「会社都合の失業により彼の家族は窮状に陥ることとなったのだ」「このままでは、我々は窮状に陥るだけだぞ」という風に使います。

「窮状を救う」

「窮状を救う」とは、困っている、苦しんでいる状態から助けてあげる、助けるという意味で使います。

「仕事を与えて、窮状を救う」「すぐさま、窮状を救うべく、行動を開始した」などと使います。

「窮状を訴える」

「窮状を訴える」とは、困っている現状を誰かに伝えることを言います。

「仕事がなく生活ができないという窮状を訴える」「このままでは倒産すると、窮状を訴えて協力を求める」という風に使います。



「窮状」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「窮状」を使った例文や短文など(意味を解釈)

それでは「窮状」を使った例文をいくつか紹介しましょう。

意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。

  • 「窮状」を使った例文1
  • 「窮状」を使った例文2

「窮状」を使った例文1

「正直にこの窮状を打ち明けると、友人はすぐに助けると言ってくれた」 自分が経済的に困っている、立場的に非常に苦しいということを、誰かに打ち明けることを「窮状を打ち明ける」と表現します。

例文のようにすぐに助けてもらえる場合もあれば、打ち明けても事態は変わらない場合もあります。

「窮状」を使った例文2

「あの人が窮状に陥っているのは、無計画な浪費を繰り返したからで、同情はできないなあ」 「窮状」とは、経済的、物質的に貧しいとか、困った立場にある、苦しいという意味です。

しかし、そのような状態に陥ることには原因があるのです。

例えば、無計画なお金遣いなどで、生活費がなくなったのだとしたら、同情は得られないということを例文は伝えているのです。

「窮状」の反対語

「窮状」の反対語

「窮状」の反対語とはどのような言葉になるのでしょうか。

「窮状」とは明確な反対語がない言葉なので、意味合いから当てはまる言葉を探してみました。

  • 「好調」【こうちょう】
  • 「快調」【かいちょう】

「好調」【こうちょう】

「好調」とは調子、具合、景気などが良いことを言います。

事が思ったように上手く行くことでもあります。

「仕事は本当に好調でありがたい」「好調の波に乗っている」という風に使います。

「快調」【かいちょう】

「快調」とは物事の具合が大変に良いことを言います。

「快調な滑り出し」「こんなに快調に運ぶとは思わなかった」などと使います。

「窮状」の類語や類義語・言い換え

「窮状」の類語や類義語・言い換え

言葉の意味が理解できましたところで、「窮状」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。

こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。

  • 「惨状」【さんじょう】
  • 「困窮」【こんきゅう】
  • 「行き詰まり」【いきづまり】
  • 「苦境」【くきょう】
  • 「難局」【なんきょく】

「惨状」【さんじょう】

「惨状」とはむごたらしいありさまである、痛々しいという意味になります。

「この惨状を放置するわけにもいかない」「彼の実家の惨状を説明し始めた」という風に使います。

「困窮」【こんきゅう】

「困窮」とは貧しくて、生活に困っていることという意味と、行き詰って処置に苦しむことという意味の二つがあります。

「今では食費にも困窮している様子だ」「今後の対策に困窮する」などと使います。

「行き詰まり」【いきづまり】

「行き詰まり」とは、道が遮られて、それ以上先には行けなくなった所を言います。

「その先は行き詰まりになっている」といった使い方です。

そして、もう一つの意味が「窮状」と類語になる意味で、それ以上進展しなくなった状態ということです。

「話し合いが行き詰まり、困っている」「仕事の行き詰まりを感じている」「経済的に行き詰まるのは目に見えている」などと使います。

「苦境」【くきょう】

「苦境」とは苦しい立場にあること、また苦しい境遇という意味で使う言葉です。

「苦境に陥っている彼女を見捨てることはできない」「この苦境をどうすればいいのかわからない」などと使います。

「難局」【なんきょく】

「難局」とは重大な問題がせまっていて、処理の難しい事態にあること、困難な局面という意味です。

「私は、難局を乗り切った自信がある」「難局に直面する」「この難局に全員で当たって何とかしよう」などと使います。

「窮状」の英語と解釈

「窮状」の英語と解釈

「窮状」という言葉は英語ではどのように言い表すのでしょうか。

英語では“a terrible condition”“distress”という単語を使います。

例文は“complain about one's miserable condition”(窮状を訴える)、“save poor people from distress”(貧しい人の窮状を救う)となります。

icon まとめ

いかがでしたでしょうか。

「窮状」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。

「窮状」とは貧乏など、事情により困っている状態のことで、大変苦しい立場であるという意味です。

「窮状」の意味が理解できていれば「窮状を訴える」「窮状を救う」といった表現なども自然と理解できますし表現力もつきます。

それでは言葉の意味を正しく理解して使っていきましょう。