「穏便に収める」の意味や使い方
「穏便に収める」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「穏便に収める」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「穏便に収める」とは?
- 「穏便に収める」の表現の使い方
- 「穏便に収める」を使った例文と意味を解釈
- 「穏便に収める」の類語や類義語・言い換え
「穏便に収める」とは?
「穏便に収める」というのは処理する方法や態度が穏やかな状態で解決するという意味になります。
穏便という言葉には物事を角立てず穏やかにすることという意味があり、収めるという言葉には鎮める、落ち着いた状態にする、という意味があります。
この2つを合わせて穏やかに落ち着いた状態にする、穏やかに鎮める、という意味になるのです。
- 「穏便に収める」の読み方
「穏便に収める」の読み方
「穏便に収める」という表現は「おんびんにおさめる」と読みます。
物事を解決するときにはことを荒立てず、穏便に解決しなければいけないこともありますよね。
ぜひこの表現を覚えておきましょう。
「穏便に収める」の表現の使い方
何かトラブルがあり、解決しなければいけない時、荒立てて解決することもありますが、穏便に収めなければならない場合もありますよね。
例えば子供が泣きながら学校から帰ってきた、クラスメイトともめたらしい、などということがあればクラスメイトの保護者や学校と話し合いをすることもあるのではないでしょうか。
しかし親が感情的になってしまえば事を荒立ててしまい、なかなかうまくいかないこともあるかもしれません。
しかし冷静に話し合いをすれば、「穏便に収められる」可能性もあります。
「穏便に収める」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「穏便に収める」を使った例文1
- 「穏便に収める」を使った例文2
「穏便に収める」を使った例文1
「子供がクラスメイトとトラブルを起こしたのですが、穏便に収めるように努めました」
子供が学校で揉めた場合、親としては心配ですよね。
相手の子供の親としっかり話し合いたいと思うこともあるかもしれません。
感情的になってしまうこともあるでしょう。
しかしそのような時に感情的になってしまえば問題が悪化してしまう可能性もありますので、親としては穏便に収めたいと思うこともあるかもしれません。
相手の保護者と話し合う必要があるならば、冷静に、そして客観的にいられるよう努めましょう。
「穏便に収める」を使った例文2
「近所の人がトラブルを起こしたようですが、あの人はどうやら穏便に収めたようです」
生活しているとご近所トラブルなども出てきますよね。
いつも生活態度が悪い、いつもルールを守らない、などということであれば周りが苛立ってしまうこともあるかもしれません。
しかしご近所付き合いは一生続くものでもありますので、穏便に収める力も必要です。
「穏便に収める」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「丸く収める」【まるくおさめる】
- 「円満に解決する」【えんまんにかいけつする】
「丸く収める」【まるくおさめる】
「丸く収める」というのは争いを避けて穏便に済ませるという意味です。
物事を適当な状態にして終わらせることという意味で使われます。
「円満に解決する」【えんまんにかいけつする】
「円満に解決する」というのはいざこざを穏やかに解決する、丸く収める、という意味になります。
円満という言葉には角立たず、穏やかな様子という意味があります。
「穏便に収める」というのは日常的にも使われますのでよく覚えておきましょう。
トラブルがあった時などは落ち着いて対応したいですね。