「策士策に溺れる」の意味とは!類語や言い換え
「策士策に溺れる」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「策士策に溺れる」という言葉を使った例文を紹介して行きます。
目次
- 「策士策に溺れる」とは?
- 「策士策に溺れる」を使った例文や短文など
「策士策に溺れる」とは?
「策士策に溺れる」という言葉を知っているでしょうか。
職場の同僚や、友達の顔が浮かんだという人もいるでしょう。
一方で、「策士策に溺れる」という言葉を、まるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「策士策に溺れる」という言葉の意味を紹介します。
- 「策士策に溺れる」の読み方
- 「策士策に溺れる」の意味
「策士策に溺れる」の読み方
「策士策に溺れる」は「さくしさくにおぼれる」と読みます。
「策士」は「さくし」、「策」は「さく」、「溺れる」は「おぼれる」と読みます。
これを機会に「策士策に溺れる」は「さくしさくにおぼれる」と読みましょう。
「策士策に溺れる」の意味
「策士策に溺れる」という言葉の意味を紹介します。
「策士策に溺れる」には、「策略を上手に張り巡らせられる人は、策を弄したがるため、逆に失敗してしまう」という意味があります。
正直な仕事の仕方をせず、上司に取り入ることばかり考えている人は、仕事の出来が悪く、結果的に出世できないかもしれません。
このような失敗をする策略家を、「策士策に溺れる」と表現します。
「策士策に溺れる」を使った例文や短文など
次に「策士策に溺れる」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「策士策に溺れる」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「策士策に溺れる」を使った例文1
- 「策士策に溺れる」を使った例文2
「策士策に溺れる」を使った例文1
「根回しに気を取られ、仕事がおろそかになるとは、『策士策に溺れる』だ」
仕事には根回しが大切とされます。
仕事ができる人ほど、根回しに力を入れるかもしれません。
しかしこの例文のように、本来の仕事を放っておいて、水面下の動きばかりに力を入れていると、仕事の出来が悪くなるでしょう。
このような策略が仕事の足を引きずる様子を、「策士策に溺れる」と表現できます。
仕事をきちんとした上で、少し根回しをする程度が、良いバランスかもしれません。
「策士策に溺れる」を使った例文2
「友達を利用して、彼女を好きにさせようとしたことがばれて、振られるとは『策士策に溺れる』だ」
この例文は、友達に「自分のことを褒めて」とか「自分を彼氏候補にいいと推薦して」などと遠回しに言ってもらい、好感度を上げてこうという策を弄した男性の話になります。
しかし策を弄したことが女性に知られて、引かれて振られてしまいました。
もし正直に告白していたら、付き合えていたかもしれないため、もったいない状況と言えるでしょう。
まさに「策士策に溺れる」と言っていい状態でしょう。
「策士策に溺れる」という言葉について見てきました。
策力を弄し過ぎて、結果的に失敗してしまった人を見た時に、「策士策に溺れる」という言葉を使ってみましょう。