「黄色い声援」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「黄色い声援」という表現を知っているでしょうか。
聞いた事はあっても意味がわからない、という人もいるかもしれません。
ここでは「黄色い声援」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「黄色い声援」とは?
- 「黄色い声援」の語源
- 「黄色い声援」の表現の使い方
- 「黄色い声援」を使った例文と意味を解釈
- 「黄色い声援」の類語や類義語・言い換え
「黄色い声援」とは?
「黄色い声援」と聞くと、ジャニーズのコンサートなどで女性たちが叫んでいるシーンを思い浮かべる人もいるかもしれませんね。
「黄色い声援」というのは女性や子供たちが甲高いことで応援する、という意味になります。
つまり、甲高い声が響き渡る状態、抑え切れない喜びの声、という意味になるのです。
コンサートのみならず、例えば高校野球や大学のラグビーなどでも、女性たちが甲高い声で応援している姿を見たことがある人もいるのではないでしょうか。
そのような状態を「黄色い声援」と呼ぶのです。
- 「黄色い声援」の読み方
「黄色い声援」の読み方
「黄色い声援」は「きいろいせいえん」と読みます。
複雑な読み方ではありませんので、ぜひ覚えておきましょう。
「黄色い声援」の語源
「黄色い声援」という言葉の語源には様々な意味があります。
まずは仏教のお経が由来である、という説があります。
特に飛鳥時代から平安時代にかけ、お経には音楽のように音の強弱があったと考えられています。
お経が書かれた経典には文字の高さや低さを表す記号が付いており、1番高い音のところについていた記号が黄色で書かれていたというところから、黄色は高い音を意味する、と考えられたと言われています。
また、中国語では「黄色」という表記に未熟という意味があり、そこから「くちばしが黄色い」などという表現ができて「黄色い声援」という表現になったのではないかと考えられています。
「黄色い声援」の表現の使い方
若手俳優が舞台挨拶をするとき、あるいは映画の試写会などではファンが集まり、「黄色い声援」を発することがありますね。
ハリウッドの俳優が日本にやってくるとなれば、空港まで駆けつけるファンもいるのではないでしょうか。
俳優が姿を現したときに空港に詰めかけたファンから「黄色い声援」が上がる、という事は珍しくありません。
あるいは王室や皇室の人が姿を現したとき、駆けつけた市民から「黄色い声援」が上がることもありますね。
「黄色い声援」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「黄色い声援」を使った例文1
- 「黄色い声援」を使った例文2
「黄色い声援」を使った例文1
「韓流スターが来日し、黄色い声援が上がった」
「冬のソナタ」が流行りましたが、いまだに韓流のドラマや韓流スターにはまっているという人もいるのではないでしょうか。
韓国の男性たちは優しそうな笑顔が素敵、と評する女性もたくさんいますよね。
好きな韓流スターが日本にやってくるとなれば、空港に行って、是非姿を見たいと考える人もいるのではないでしょうか。
女性たちから甲高い歓声が上がる時、それは「黄色い声援」が上がったといえます。
「黄色い声援」を使った例文2
「高校野球では女子高生や保護者たちの黄色い声援が上がった」
夏休みと言えば高校野球、と考えている人もいるのではないでしょうか。
まだ若い男の子たちが野球をする姿に、同級生の女の子達から黄色い声が上がるということも珍しくありません。
応援をしている学生たちから黄色い声が上がる、その家族から「黄色い声援」が上がる、ということもありますよね。
毎年高校野球を楽しみにしているという人もいるのではないでしょうか。
「黄色い声援」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「金切り声」【かなきりごえ】
- 「キャンキャン声」【きゃんきゃんごえ】
「金切り声」【かなきりごえ】
「金切り声」というのは金属を切るときに出るような高く鋭い女性の声、という意味です。
けたたましい発言や泣き声を指す場合もあります。
「キャンキャン声」【きゃんきゃんごえ】
「キャンキャン声」というのは耳が痛くなるような高い音の声、という意味があります。
金切り声と言われることもありますね。
「黄色い声援」という表現はエンタメのニュースで聞くこともあるかもしれません。
ぜひ意味を覚えておきましょう。