「愉悦に浸る」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「愉悦に浸る」、という表現を知っているでしょうか。
あまり聞いたことがないという人もいるかもしれませんね。
ここでは「愉悦に浸る」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「愉悦に浸る」とは?
- 「愉悦に浸る」を分解して解釈
- 「愉悦に浸る」の表現の使い方
- 「愉悦に浸る」を使った例文と意味を解釈
- 「愉悦に浸る」の類語や類義語・言い換え
「愉悦に浸る」とは?
「愉悦に浸る」、というのは喜びや快感で満足した状態になる、という意味になります。
何かを成功させた後や獲得した後、快楽を感じた後など、「愉悦に浸る」という表現が使えるのです。
これ以外にも愉悦を感じる、愉悦を味わう、といった言い回しも利用可能です。
心から喜び楽しむことという意味があり、心から満足して嬉しい気持ちに入りできるという意味を持ち合わせています。
例えば、就職活動が終わったら愉悦に浸りますよね。
初めて内定をもらった時は嬉しくてたまらなかった、という経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
- 「愉悦に浸る」の読み方
「愉悦に浸る」の読み方
「愉悦に浸る」、という表現は「ゆえつにひたる」と読みます。
愉悦という言葉は日常的に使われる言葉ではないため、知らない人もいるかもしれません。
ぜひ覚えておきましょう。
「愉悦に浸る」を分解して解釈
ここでは「愉悦に浸る」、という表現を分解して紹介していきます。
- 「愉悦」
- 「浸る」
「愉悦」
愉悦という表現には楽しみ喜ぶこと、という意味があります。
心から喜び楽しむこと、という意味であり、本当に喜びに満ち溢れているという意味になるのです。
愉という文字には心が晴ればれとして楽しいこと、という意味があり、悦という文字には心から喜んで嬉しく思うこと、という意味があります。
「浸る」
光という言葉には物の全体が水やお湯の中に入るという意味があり、ある状態や心境に入りきるという意味を持ち合わせています。
つまり、「愉悦に浸る」というのは楽しみ喜んでいる状況に入り込んでいる、これ以外の事は全く考えられない、という意味になるのです。
「愉悦に浸る」の表現の使い方
何かに成功して喜んでいる時や何かを獲得して嬉しいと感じている時、「愉悦に浸る」と表現できます。
例えば就職活動が終わった、仕事で大きなプロジェクトを成功させた、昇進した、お給料が上がった、などというときには心から嬉しいと思えるのではないでしょうか。
昇進するとやっと自分の力が認められたような感じがして嬉しいですよね。
そのような時に「愉悦に浸る」という表現が使えます。
あるいは、今まで欲しかったゲームが手に入った、今まで欲しかったダイヤモンドの指輪を買ってもらった、などという時にも「愉悦に浸る」のではないでしょうか。
「愉悦に浸る」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「愉悦に浸る」を使った例文1
- 「愉悦に浸る」を使った例文2
「愉悦に浸る」を使った例文1
「ボーナスの額が過去最高になり、しばらく愉悦に浸ってしまった」
最近はボーナスがもらえないという人も増えていますよね。
そもそも残業代も出ない、残業時間が増えているにもかかわらず収入が全然増えないどころかむしろ減っている、という悩みを抱える人も珍しくありません。
そのような中で、もしもボーナスの額が過去最高になったらとても嬉しいと思うのではないでしょうか。
家族からも喜んでもらえるかもしれません。
「愉悦に浸る」を使った例文2
「病気だった父がやっと退院できることになり、家族で愉悦に浸った」
家族が病気などで入院しているととても不安になりますよね。
そんな家族がやっと退院して家に帰ってくるとなれば、心から喜べるものです。
もしも経過を見なければいけない病気ならば、これからも用心して見ていきましょう。
家族で健康を心がけた生活ができると良いですね。
「愉悦に浸る」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「喜び楽しむ」【よろこびたのしむ】
- 「快楽に溺れる」【かいらくにおぼれる】
「喜び楽しむ」【よろこびたのしむ】
喜び楽しむ、というのは喜んで楽しむ、という意味です。
喜ぶという言葉には良いことに出会って楽しい、嬉しいと思う、という意味があり、嬉しいという言葉には物事が自分の望み通りになって満足であり喜ばしい、という意味があります。
「快楽に溺れる」【かいらくにおぼれる】
快楽に溺れる、という表現は喜びや快感で満足した状態になる、快楽に身を任せる、という意味になります。
麻薬やドラッグなどではなく、優越感を得るという快楽を得ることもあるかもしれませんね。
「愉悦に浸る」という表現は日常的にも使えますので、ぜひ覚えておきましょう。
それほどまでに嬉しいことがあるのは幸せですね。