「パクリやがって」とは?「パクリ」の語源は?これによる炎上についても解説!
「パクリ」による被害などを訴える際に使うことがあるのが、この「パクリやがって」という表現です。
目次
- 「パクリやがって」とは?
- 「パクリやがって」の「パクリ」の語源
- 「パクリ炎上」とは?
「パクリやがって」とは?
「パクリやがって」は、「真似をしやがって」と解釈できます。
それよりも強い意味になり、真似というより、自分の考えたものがそのまま使われてしまったような場合(または、それに近い時)に用いると考えてください。
例えば、自分が描いてSNS上に載せたキャラクターを誰かがそのまま使っていたり、明らかに真似と分かる酷似したキャラクターが見掛かったような時に使う表現です。
「パクリやがって」の「パクリ」の語源
「パクリ」を上のような「真似」という意味で使うようになった語源は、定かにはなっていません。
いくつかの説があり、ドイツ語で「掴む」という意味の“packen”(パックン)からきているとも言われていれば、警察の隠語で主に窃盗犯の逮捕を「パクる」と表現することから、「盗む」という意味で使われるようになり、真似=盗むと発展したという説もあります。
「パクリ炎上」とは?
「パクリ」だと思われるものが見付かった時に、そうではないかと炎上することがあります。
実例を挙げると、2020年の東京五輪のエンブレム問題が記憶に新しいところです。
これは、「佐野研二郎」氏というデザイナーが考案した同五輪の公式エンブレムが、ドイツの展覧会で使われていたマークと酷似しており、テレビのニュースでも連日話題になった件で、そのエンブレム案は結局、日本オリンピック委員会によって却下されました。
尚、同氏はそれだけでなく、他にも色々なパクリを行っていたことが発覚し、その都度炎上した次第です。
「パクリやがって」は、いい響きはありませんが、それだけ真似されたことによる怒りを表現していると解釈していいでしょう。