「振る舞う」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「振る舞う」、という表現を知っているでしょうか。
場合によって意味が異なる表現ですので、ぜひシチュエーションによって使い分けられるようにしたい表現の1つです。
ここでは「振る舞う」という言い回しについて紹介していきます。
目次
- 「振る舞う」とは?
- 「振る舞う」の英語と解釈
- 「振る舞う」の表現の使い方
- 「振る舞う」を使った例文と意味を解釈
- 「振る舞う」の類語や類義語・言い換え
「振る舞う」とは?
「振る舞う」、という表現には行動をする、動作をする、という意味があります。
例えば、辛いことがあったとしてもつとめて明るく「振る舞う」、という経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
あるいは人に飲食物を提供し、もてなす時にも「振る舞う」という表現が使われます。
ご馳走するという時にも使われ、例えばお酒を「振る舞う」、などと言われますね。
あるいは、のびのびと思うままに行動するという時にも「振る舞う」という表現が使えます。
- 「振る舞う」の読み方
「振る舞う」の読み方
「振る舞う」という表現は「ふるまう」と読みます。
あらゆる場面で使われる表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
「振る舞う」の英語と解釈
「振る舞う」、という表現を英語にすると“behave”や“entertain”になります。
“conduct oneself”でも良いですね。
例えば、「愛想良く振る舞うことが大切です」というのであれば“It is important to behave in a friendly way.”になります。
「振る舞う」の表現の使い方
「振る舞う」、という表現はあらゆる場面で使える言い回しです。
例えば、何か悲しいことがあったとき、どうしてもショックを受けて笑顔が作れない、しかし周りに心配をかけさせたくない、ということで元気よく振る舞った経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
必要以上に元気があるふりをしたり、愛想よく振る舞ったり、機嫌よく振る舞ったり、ということもあるでしょう。
あるいは、誰かをもてなす場合に素晴らしい料理を振る舞ったこともあるかもしれませんね。
旦那さんの上司が食事に来るため、一生懸命料理をして振る舞ったという人もいるのではないでしょうか。
「振る舞う」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「振る舞う」を使った例文1
- 「振る舞う」を使った例文2
「振る舞う」を使った例文1
「職場で失敗し、ショックだったけれど、夫に心配をかけないように明るく振る舞いました」
職場などで失敗してしまい、ショックを受けるという事は誰にでもあるのではないでしょうか。
しかし、だからといって家でもショックな表情を続けてしまったら、周りに心配をかけてしまう可能性がありますよね。
特に子供がいると、どうしても子供に元気のない顔を見せたくない、仕事から帰ってくる夫に心配をかけさせたくない、と考える女性は珍しくありません。
無理をしすぎないようにしましょう。
逆に明るく振る舞すぎて心配をかけるよりも、いっそ「こういうことがあった」と話をした方が相手に余計な心配をかけずに済む可能性もあります。
「振る舞う」を使った例文2
「夫の両親がやってくるということで、久しぶりに手料理を振舞いました」
義両親が遊びに来るということで、手料理を「振る舞う」という人もいるのではないでしょうか。
もしかしたら今までに嫌みを言われたことがあり、手料理を振る舞いたくないと思う人もいるかもしれませんし、いつも喜んでくれるから今度も楽しみに料理をしたい、と思う人もいるでしょう。
手料理を食べてもらえるのは嬉しいですよね。
直前に焦らないよう、事前にしっかりと材料を揃え、料理を楽しめると良いですね。
「振る舞う」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「提供する」【ていきょうする】
- 「ふりをする」
「提供する」【ていきょうする】
提供する、というのはお金や技能などを役に立ててもらうため、相手に差し出すという意味になります。
例えば場所を提供したり、献血では血液を提供する、と表現することもありますね。
「ふりをする」
ふりをする、というのは現実にはそうでないにもかかわらず、あたかもそうであるように「振る舞う」、という意味です。
元気があるふりをする、楽しそうなふりをする、などと表現します。
「振る舞う」という表現の意味を理解できたでしょうか。
シチュエーションによって意味が変わりますので、間違えずに使えるようにしておきましょう。