「確固たる考え」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「確固たる考え」、という表現を知っているでしょうか。
人によっては「確固たる考え」を持っており、とても魅力的なことがありますよね。
ここでは「確固たる考え」という表現について紹介していきます。
目次
- 「確固たる考え」とは?
- 「確固たる考え」の英語と解釈
- 「確固たる考え」の表現の使い方
- 「確固たる考え」を使った例文と意味を解釈
- 「確固たる考え」の類語や類義語・言い換え
「確固たる考え」とは?
「確固たる考え」、というのはしっかり確立されている考え、ゆるぎない考え、という意味になります。
確固たるという言葉にはゆるぎない、強固な、という意味があり、誰から何かを言われたとしても左右されないという意味になります。
つまり、「確固たる考え」というのは周りから何を言われても変えることがない考えという意味であり、自分なりにいろいろ考えた結果という意味になるのです。
自分の将来に対し、「確固たる考え」を持っている人もいるでしょう。
自分はこの仕事をしたい、自分はこのような人物になりたい、と「確固たる考え」を持っていれば、必然的に何をすれば良いのかわかってくるのではないでしょうか。
- 「確固たる考え」の読み方
「確固たる考え」の読み方
「確固たる考え」、という表現は「かっこたるかんがえ」と読みます。
日常的にも使える言い回しですので、ぜひ覚えておきましょう。
「確固たる考え」の英語と解釈
「確固たる考え」という表現を英語にすると“strong view”や“deep idea”になります。
確固たる、という表現は“firm”や“steadfast”などと言われることもありますので、これを利用しても良いでしょう。
「彼女は「確固たる考え」を持って勉強していました」ということであれば“Shwas studying with a strong view.”になります。
「確固たる考え」の表現の使い方
マザーテレサという人物を知っているでしょうか。
彼女はユーゴスラビア出身であり、幼い頃から修道女として貧しい人のために働きたいという「確固たる考え」を持っていました。
インドに行きたいと決めた時、彼女は家族と二度と会えないかもしれない、言語が全く違う場所に行く、などということに対して「確固たる考え」を持ち、インドに旅立っていったのです。
貧しい人のために使いたいという「確固たる考え」がなければ、家族と二度と会えない、全く言語が違う、という地域に行こうと思えるでしょうか。
周りから反対されても揺るがない考え方を持っていた時、「確固たる考え」という表現が使えるのです。
「確固たる考え」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「確固たる考え」を使った例文1
- 「確固たる考え」を使った例文2
「確固たる考え」を使った例文1
「ベートーベンは音楽家になるという確固たる考えを持ち、精進し続けました」
ベートーベンと言えば誰もが知られている音楽家ですよね。
この頃の音楽家は宮廷音楽家とも言われており、金持ちに雇われて仕事をするというスタイルでした。
一生を風靡したモーツアルトも若くして亡くなっており、一般墓地に埋葬されたことから、ベートーベンが音楽家になりたいと思った時も周りから反対されたと言われています。
しかしベートーベンは音楽科になるという揺るぎない考えを持ち、学問を続けました。
「確固たる考え」を使った例文2
「リンカーンは、学問は大切だという確固たる考えを持ち、弁護士になってアメリカの大統領になりました」
第16代アメリカ合衆国大統領、リンカーンは貧しい家庭に生まれました。
お父さんは農夫をしており、畑で働くならば学問は必要ないという考え方だったのです。
しかしリンカーン自身は学問に関心を持っており、継母が学問に関心を示してくれたために勉強を続けることが可能となりました。
貧しい生まれでありながらしっかりと勉強し、彼は弁護士となってアメリカの大統領になったのです。
「確固たる考え」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「揺るぎない考え」【ゆるぎないかんがえ】
- 「確立した考え」【かくりつしたかんがえ】
「揺るぎない考え」【ゆるぎないかんがえ】
揺るぎない考え、というのは動じない考え、という意味になります。
揺らぐことがなく、周りの意見に左右されない考えです。
「確立した考え」【かくりつしたかんがえ】
確立した考えというのは簡単には揺らがない強さを持った考え、という意味になります。
例えばナイチンゲールは家族から反対されながらも看護師になりたいという確立した考えを持っていました。
「確固たる考え」、という表現は日常的にも使えますので、ぜひ覚えておきましょう。
そのような強い信念があれば、何があっても大丈夫です。