「確固たる」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「確固たる」、という表現を知っているでしょうか。
「確固たる」ものにする、などと使われますよね。
ここでは「確固たる」、という表現について紹介していきます。
目次
- 「確固たる」とは?
- 「確固たる」の英語と解釈
- 「確固たる」の表現の使い方
- 「確固たる」を使った例文と意味を解釈
- 「確固たる」の類語や類義語・言い換え
「確固たる」とは?
「確固たる」、というのはしっかり確立される、ゆるぎない、という意味になります。
押しもおされぬ、本格的、などと言われることもあり、例えば確かな未来というときには「確固たる」未来と言いますし、「確固たる」将来と言われることもあります。
自分の力でキャリアを築いた場合、自分の力で「確固たる」キャリアを築いたと表現されることもありますし、「確固たる」信念を持っているなどと言われる場合もあります。
周りから何を言われても揺るがないような信念、あるいは将来に対する夢を抱いた場合、それは「確固たる」信念を持っている、と言えるのです。
- 「確固たる」の読み方
「確固たる」の読み方
「確固たる」という表現は「かっこたる」と読みます。
日常的にも使われる言い回しですので、ぜひ覚えておきましょう。
「確固たる」の英語と解釈
「確固たる」、という表現を英語にすると“firm”や“steadfast”、“resolute”になります。
「彼女は確固たる信念を持って勉強している」ということであれば“She studies with an unshakable faith.”になります。
「確固たる」の表現の使い方
揺るがないような、という表現をする場合に「確固たる」という表現が使えます。
「確固たる」地位を築いた、という場合は揺るがないような地位を築いた、という意味です。
例えば、女性は男女雇用機会均等法が推進されたとは言え、いまだに男性よりも働けない状況にありますよね。
出産などを通して上司からの肩たたきに遭ってしまう女性もおり、なかなかキャリアが気づけないと思っている人もいるのではないでしょうか。
しかし、中には妊娠や出産等のハンデがあっても「確固たる」キャリアを築く人はいるものです。
そのような女性に魅力を感じる人も多いかもしれませんね。
「確固たる」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「確固たる」を使った例文1
- 「確固たる」を使った例文2
「確固たる」を使った例文1
「母をガンで亡くし、彼は医者になりたいと確固たる信念を持った」
家族が若くして病気で亡くなると、自分は一緒になってそのような人を減らしたい、という信念を持つ人も多いのではないでしょうか。
医療技術は年々レベルを向上させていますが、やはり医者たちの力が重要になるのはいうまでもありません。
医学部に受験するなどという事は簡単ではありませんが、「確固たる信念」があればきっと合格できるでしょう。
「確固たる」を使った例文2
「彼女は医者として確固たるキャリアを築いた」
最近は女性が医者になるというケースも珍しくないですよね。
医者は非常に大変な仕事ですが、その一方で求人の数なども多く、仕事には困らないとも言われています。
妊娠や出産を経て職場に戻り、また女医として活躍する人も珍しくありません。
しかし、総合病院や個人病院等によって待遇が大きく異なりますので、自分の家族関係や家族の状況に合った働き場所を選ぶことも重要です。
「確固たる」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「揺るぎない」【ゆるぎない】
- 「確立される」【かくりつされる】
「揺るぎない」【ゆるぎない】
揺るぎない、というのは動じないという意味です。
揺らぐことがない、という意味であり、しっかり確立されているという意味になります。
「確立される」【かくりつされる】
確立される、というのは不明確な物事が明確な状態になる、確実になる、という意味です。
サ行変格活用の「確立する」の未然形である「確立さ」に受身、尊敬、自発、可能の助動詞である「れる」をつけた形になります。
「確固たる信念」などは非常に重要です。
そのような気持ちを大切に日々生活していきたいですね。