「都度行う」とは?意味や言い換え!誤用が多い言葉
「都度行う」とは、「必要がある度(たび)に、毎回行うこと」を意味する言葉です。
「都度行う」の「意味・読み方・都度行うとその都度の意味は同じか?・使い方・例文と解釈・類語(シソーラス)や言い換え」について、詳しく説明していきます。
目次
- 「都度行う」とは?
- 「都度行う」と「その都度」は同じ意味?
- 「都度行う」の表現の使い方
- 「都度行う」を使った例文と意味を解釈
- 「都度行う」の類語や類義語・言い換え
「都度行う」とは?
「都度行う」という表現は、「その必要があるたびに、毎回行うこと」や「何かがあるたびに、毎回行うこと」を意味しています。
「都度行う」というのは、「休みなくずっと継続して行う」のではなくて、「その必要性があったり何かのイベント(授業など)があったりするたびに毎回行う」ということを意味しているのです。
- 「都度行う」の読み方
「都度行う」の読み方
「都度行う」の読み方は、「つどおこなう」になります。
「都度行う」と「その都度」は同じ意味?
「都度行う」と「その都度」は基本的には同じ意味ですが、「都度行う」が「その必要があるたびに、毎回行うこと」という「行うの行動」に限定されているのに対して、「その都度」は「その後に続く言葉を自由に変えられる」という違いがあります。
「その都度」の表現の意味は「その物事をするたびに、毎回」になりますが、「都度行う」の方は「(その物事をするたびごとに必ずよりも)必要性があるたびごとに」という意味のニュアンスが強いという違いもあります。
「その都度、チェックして下さい」や「その都度、教えて下さい」のように、「その都度の後に続く言葉」を自由に変えられるという「都度行う」との違いがあります。
「都度行う」の表現の使い方
「都度行う」の表現の使い方は、「その必要があるたびに、ある物事を毎回行う場合」や「何かがあるたびに、ある物事を毎回行う時」に使うという使い方になります。
例えば、「ペットの健康診断は、都度行うようにしています」といった文章で、「都度行う」という表現を正しく使えます。
「都度行う」を使った例文と意味を解釈
「都度行う」を使った例文を紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「都度行う」を使った例文1
- 「都度行う」を使った例文2
「都度行う」を使った例文1
「工場の機械の調子が悪くなった時には、メンテナンスを都度行うようにしてください」
この「都度行う」を使った例文は、「工場の機械の調子が悪くなった時には、(メンテの必要性があると判断される調子の悪さなら)メンテナンスを毎回行うようにしてください」ということを意味しています。
「都度行う」を使った例文2
「過去にお世話になった人たちへのお中元・お歳暮など贈答品の送付は、都度行うようにしています」
この「都度行う」を使った例文は、「過去にお世話になった人たちへのお中元・お歳暮など贈答品の送付は、必要があれば折に触れて行うようにしている」ということを意味しています。
「都度行う」の類語や類義語・言い換え
「都度行う」の類語・類義語・言い換えについて、分かりやすく解説していきます。
- 「必要性がある時に行う」
- 「適切な時期に毎回行う」
「必要性がある時に行う」
「都度行う」の類語・言い換えとして、「必要性がある時に行う」があります。
「都度行う」という表現は、「必要性があるたびに、毎回行うこと」になります。
その意味合いから、「都度行う」という表現は、「必要性がある時に行う」という表現に言い換えられるケースがあるのです。
「適切な時期に毎回行う」
「都度行う」の類義語・言い換えとして、「適切な時期に毎回行う」があります。
「都度行う」という表現は、「適切な時期がくるたびに、必ず行うこと」を意味しています。
その意味合いから、「都度行う」と良く似た意味を持つ類義語(シソーラス)として、「適切な時期に毎回行う」という表現を指摘することができるのです。
「都度行う」という言葉について解説しましたが、「都度行う」には「必要性がある時には、毎回行うこと」などの意味があります。
「都度行う」の類語(シソーラス)・言い換えとしては、「必要性がある時に行う」「適切な時期に毎回行う」などがあります。
「都度行う」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。