「無事死亡」の意味とは!例文や表現の使い方・2ちゃん用語
2ちゃんねるでは、面白い言葉が次々と作られています。
この「無事死亡」も、一見では何のことだか分からないそのような言葉の1つです。
目次
- 「無事死亡」とは?
- 「#無事死亡」タグの使われ方
- 「無事死亡」の表現の使い方
- 「無事死亡」を使った例文と意味を解釈
「無事死亡」とは?
無事死亡は、「思った通りに失敗した」という意味で使います。
最初から失敗すると分かっていながら、遭えてチャレンジしたような時によく用いられる表現で、特にその失敗したことを悔やんでいる様子もないと解釈していいでしょう。
冒頭のように、2ちゃんねるで作られた言葉ですが、それ以外にもSNSなど、色々場所で見掛けることがある言葉となっています。
「#無事死亡」タグの使われ方
無事死亡という言葉は、ツイッターなどでも使われるようになりました。
その際には、意味の通り、やはり駄目だったということが見ただけで分かる画像と共に、ハッシュタグで「#無事死亡」と付けて使われることが多いです。
例えば、大量の宝くじの画像に「#無事死亡」というタグが付けられているといった形で、やはり当たらなかったという意味で用いられていると分かります。
また、YouTuberが何かそのようなことがあった際に、この「無事死亡」と動画のタイトルに使ったり、動画中でネタとして使っているのもよく見掛けます。
「無事死亡」の表現の使い方
「無事死亡」は、「無事終了」という言葉を元に誕生したと考えていいでしょう。
この「無事終了」だと、予定通り(のいい結果)にうまく終わったという意味ですが、「無事死亡」とすると、予定通りではあるものの、その予定自体が悪い方に向いていた(そのように考えていた)為、その通りの結果で終わったという意味になります。
そんな時に使う言葉ですが、思っていた通りの結果なので、特に悔しいということもなく、一応の報告といった形で用いられることが多いと考えていいでしょう(遭えて、その内容を告知したい為に使うことも珍しくありません)。
「無事死亡」を使った例文と意味を解釈
「無事死亡」を使った例文と、その意味の解釈です。
意味が分かってしまえば、意外と使える場面が多い言葉かも知れません。
- 「無事死亡」を使った例文1
- 「無事死亡」を使った例文2
「無事死亡」を使った例文1
「駄目元の第一志望校の合格発表で、無事死亡したことを確認」
受験シーズンには、ネット上でこのような書き込みがいくつか見られました。
元から駄目だとは思っていた通りに落ちてしまったという使い方です。
この文章からは、特にショックという訳でもないと判断していいでしょう。
「無事死亡」を使った例文2
「あいつの女の子への告白は、無事死亡したと聞いた」
最初から無理だと分かっていたそれだっただけに、このように人に話せたのだと解釈できます。
予定通りではあるのでしょうが、そういった予定通りというのは全く嬉しくないものです。
「無事死亡」は、その内容をネット上で公開しても特に問題のないような場合に使われます。
主に自虐的なギャグとして用いる言葉だと捉えていいでしょう。