「斟酌されない」とは?意味!類語や言い換え
「斟酌されない」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「斟酌されない」という言葉を使った例文や、「斟酌されない」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「斟酌されない」とは?
- 「斟酌されない」の類語や類似表現や似た言葉
- 「斟酌されない」を使った例文や短文など
「斟酌されない」とは?
みなさんは「斟酌されない」という言葉を知っているでしょうか。
読み方すら分からないという人が、ほとんどかもしれません。
そこで「斟酌されない」という言葉の意味を紹介します。
- 「斟酌されない」の読み方
- 「斟酌されない」の意味
「斟酌されない」の読み方
「斟酌されない」は「しんしゃくされない」と読みます。
「斟酌」は「しんしゃく」と読みます。
読み方が難しい漢字のため、初見で正しく読むのは難しいでしょう。
これを機会に、「斟酌されない」は「しんしゃくされない」と読みましょう。
「斟酌されない」の意味
「斟酌されない」という言葉の意味を紹介します。
「斟酌されない」の「斟酌」には、「水や酒を汲み分ける」という意味があり、転じて「相手の事情や心情をくみ取ること」「相手の心情や事情をくみ取り、手加減すること」という意味があります。
そのため「斟酌されない」には、「事情や心情を汲みとられない」「事情や心情があっても、手加減してもらえない」という意味があります。
「斟酌されない」の類語や類似表現や似た言葉
次に「斟酌されない」の類語や類似表現を紹介します。
「斟酌されない」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「同情されない」【どうじょうされない】
- 「情状酌量がない」【じょうじょうしゃくりょうがない】
「同情されない」【どうじょうされない】
「同情する」には、「他人の身の上になり、その感情をともにする」という意味があるため、「同情されない」には、「身の上を自分のように思い、感情をともにしてくれない」という意味があります。
「情状酌量がない」【じょうじょうしゃくりょうがない】
「情状酌量がない」の「情状酌量」には、「同情すべき点をくみ取り、大目に見ること」という意味があるため、「情状酌量がない」には、「同情すべき点をくみ取って、大目に見たりしない」という意味があります。
例え、同情できるような背景があっても、悪いものは悪いとして、大目に見ない時、「情状酌量がない」と言えます。
「斟酌されない」を使った例文や短文など
「斟酌されない」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「斟酌されない」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「斟酌されない」を使った例文1
- 「斟酌されない」を使った例文2
「斟酌されない」を使った例文1
「昨日残業で寝坊したのに、まるで『斟酌されない』」
この例文は、残業のせいで寝坊し遅刻したのに、まるで分かってもらえないと思っている人の心の中を文章にしたものです。
会社に無理な仕事量を押し付けられたのに、事情をくみ取ってもらえないのは理不尽だと感じているでしょう。
「斟酌されない」を使った例文2
「してしまったことがひどすぎて『斟酌されない』のも当然だ」
この例文のように、例え事情があっても、やったことがひどすぎれば、許してもらえるわけがありません。
事情や心情を考慮して、罰が軽くなることもないでしょう。
「斟酌されない」という言葉について見てきました。
事情や心情を汲みとられない時、同情されない時に、「斟酌されない」という言葉を使ってみましょう。