「誠意は言葉ではなく金額」とは?意味!概要
「誠意は言葉ではなく金額」とはどの様な意味の言葉なのでしょうか。
元ネタについて詳しく紹介します。
目次
- 「誠意は言葉ではなく金額」とは?
- 「誠意は言葉ではなく金額」の元ネタ
- 「福留孝介」とは?簡単に説明
- 「#誠意は言葉ではなく金額」のツイッターのタグとしての使われ方
「誠意は言葉ではなく金額」とは?
「誠意は言葉ではなく金額」とは、「一生懸命働いたのであるから、誠意があることを言葉ではなく金額で証明して欲しい」という意味です。
企業や所属している団体の為に身を粉にして働いてきた、自分を評価する気持ちがあるのならば言葉で「よくやった」「すばらしい」と言うのではなく、それに見合う給料を出して欲しいと思った時の言葉です。
自分に自信があり、上から求められていること以上の成績を収めた、或いは上が求める人材にふさわしいと思っている人ならではこそ言えることです。
「誠意は言葉ではなく金額」の元ネタ
「誠意は言葉ではなく金額」の元ネタや概要について紹介します。
- 元ネタ
- 概要
元ネタ
「誠意は言葉ではなく金額」は、阪神タイガースの福留孝介選手の契約更改時の言葉からきています。
福留選手は当時ベストナインやゴールデングラブ賞を受賞するなど、非常に活躍していました。
そこで次に契約を更新する時に、希望年俸額を4億円としたのですが、球団側は3億8500万円を提示してきたのです。
これに対して福留選手が「命をかけて戦ってきたのに、通用しないでしょ。
評価は言葉じゃなく金額」とコメントしました。
最終的に福留選手が折れて契約更改をしたのですが、ここから「誠意は言葉ではなく金額」という言葉が使われる様になったのです。
概要
福留選手のこの発言はネットで叩かれる共に、ネットスラングとして広まりました。
自身のイメージダウンになってしまったのですが、後の東日本大震災の被災者に100万ドルという多額の寄付を行っています。
野球好きの集まる2ちゃんねるの「なんでも実況J」では、この福留選手の行動に「誠意は言葉ではなく金額」をポジティブな意味と捉える動きも出ました。
「福留孝介」とは?簡単に説明
福留孝介選手は1977年生まれ、鹿児島県出身でPL学園野球部です。
高卒でプロを志望していましたが叶わず、社会人になりアトランタオリンピックに出場後、逆指名で中日に入団しました。
当初は内野手で守備に課題があるとされていましたが、その後外野手になると同時に頭角を発揮して、打ってよし守ってよしの素晴らしい選手になったのです。
2006年のWBCでは代打で大活躍をして、一気に人気になりました。
勢いに乗ってチームは優勝、福留選手もセリーグでMVPを獲得しています。
「#誠意は言葉ではなく金額」のツイッターのタグとしての使われ方
「#誠意は言葉ではなく金額」は、金銭に関して不満がある時のコメントのタグとして使われます。
お金に関して自分が希望した通りにならなかった時などの「銭ゲバ」を表すタグです。
「誠意は言葉ではなく金額」とは、阪神タイガースの福留選手の言葉からきています。
「誠意があることを言葉ではなく金額で証明して欲しい」という時に使いましょう。