「ゼロベース」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
皆さんは、「ゼロベース」という言葉を色々な場面で耳にしたことがあるかと思います。
しかし、この言葉は日常生活の中よりビジネスシーンでついて使われる方が多い言葉かもしれません。
そこで、今回はこの「ゼロベース」について考えていくことにします。
目次
- 「ゼロベース」とは?
- 「ゼロベース」の表現の使い方
- 「ゼロベース」の語源!英語と解釈
- 「ゼロベース」を使った例文と意味を解釈
- 「ゼロベース」の類語や類義語・言い換え
「ゼロベース」とは?
「ゼロベース」とは、「従来の発想に捕らわれず物事を最初からやりなおすこと」、「ゼロの状態から検討しなおすこと」という意味がある表現です。
「ゼロベース」の表現の使い方
「ゼロベース」は主にビジネスシーンで使われることが多く、新しいプランを立てる時に過去の経験則や発想に捕らわれず、全く何もない所から考えたり、着手する時に出てくる言葉です。
「ゼロベース」の語源!英語と解釈
「ゼロベース」を英語で表現すると、“zero-base”という言葉で訳すことができます。
この語源は、数字の「0」すなわち「ゼロ」から来ています。
「ゼロベース」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「ゼロベース」を使った例文をいくつか挙げますが、これを見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみてください。
- 「ゼロベース」を使った例文1
- 「ゼロベース」を使った例文2
「ゼロベース」を使った例文1
「ゼロベースの意味を視点で物事を考える時は、頭に浮かんだことをメモしておくことです」
「ゼロベース」で物事を考えていく場合は、思いついたことを何でもメモを残して可視化しておくのが大切です。
人間の頭は元々の常識の範囲内で考えることが多いので、ブレークスルーするアイデアは意外と忘れやすいものだから、メモすることが大切なのです。
「ゼロベース」を使った例文2
「今回の新製品は、今までの延長線上ではなく、ゼロベースで開発したものです」
画期的な新製品を開発する時には、今までのやり方を完全否定するのが一番のコツかもしれません。
しかし、このような「ゼロベース」で考えることはかなり難しいことです。
それでもあえて全てを「ゼロ」にして考えていくと、新たな発想が生まれてくるものです。
「ゼロベース」の類語や類義語・言い換え
「ゼロベース」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉が使えるか考えてみることにします。
- 「白紙に戻す」
- 「新規まき直し」
- 「原点に立ち戻る」
「白紙に戻す」
「白紙に戻す」という言葉も「ゼロベース」に近い意味でよく使われています。
「白紙」とは「白い紙で何も書いていない紙のこと」ですが、「白紙に戻す」というと形で「ゼロベース」と同じ意味で「何もない所」ということになります。
「新規まき直し」
「新規まき直し」という表現も「ゼロベース」に近い意味で類義語として扱うことができるでしょう。
「物事を最初からやり直すこと」、「改めて0から出発し直すこと」を意味する表現で、「ゼロベース」と同じように使われています。
「原点に立ち戻る」
「原点に立ち戻る」も「ゼロベース」に近い意味があり、「移動することができる考えや意志のある元へ戻らせること」という意味があります。
言い換えると「やり直しができる所まで戻る」ということで、「一旦、そこまで戻り、改めて新しい発想で進む」ということになります。
「ゼロベース」とは、「今までの経験や発想に縛られない全く新しい考え方や行動」
と言うことができるでしょう。
私達が何か新しいことをしようとする場合、このような発想は、とても大切なことです。
どうしても成功体験を持っている人は、その枠から抜け出すことができないジレンマに陥ってしまうことが少なくありません。
その時は思いきって、「ゼロベース」の視点で考えてみることが、必要になっていきます。
そうすることで、それまでとは全く異なる斬新なアイデアが生まれてくる可能性があります。