「罵声を浴びる」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「罵声を浴びる」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「罵声を浴びる」という言葉を使った例文や、「罵声を浴びる」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「罵声を浴びる」とは?
- 「罵声を浴びる」の類語や類似表現や似た言葉
- 「罵声を浴びる」を使った例文や短文など
「罵声を浴びる」とは?
「罵声を浴びる」という言葉を知っているでしょうか。
実際に「罵声を浴びた」経験がある人もいるでしょう。
一方で、「罵声を浴びる」という言葉をまるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「罵声を浴びる」という言葉の意味を紹介します。
- 「罵声を浴びる」の読み方
- 「罵声を浴びる」の意味
「罵声を浴びる」の読み方
「罵声を浴びる」は「ばせいをあびる」と読みます。
「罵声」は「ばせい」、「浴びる」は「あびる」と読みます。
これを機会に、「罵声を浴びる」は「ばせいをあびる」と読みましょう。
「罵声を浴びる」の意味
「罵声を浴びる」という言葉の意味を紹介します。
「罵声」には、「口汚く、ののしる声」という意味があります。
一方で、「浴びる」には、「水や湯などを勢いよく体に受ける」という意味があります。
また「細かい物や光などを、全体に受ける」という意味があります。
そのため、「罵声を浴びる」という言葉には、「口汚くののしる声を、全身に受ける」という意味があります。
周囲の人や誰かが、勢いよくののしる声を、体全体で受けることを、「罵声を浴びる」と言います。
「罵声を浴びる」の類語や類似表現や似た言葉
次に「罵声を浴びる」の類語や類似表現を紹介します。
「罵声を浴びる」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「名誉を傷つけられる」【めいよをきずつけられる】
- 「人格を攻撃される」【じんかくをこうげきされる】
「名誉を傷つけられる」【めいよをきずつけられる】
「名誉」には、「世の中・人々から評価されているその個人の人格的価値」「社会的に認められている集団や組織(人)の面子・価値」という意味があります。
「名誉を傷つけられる」という場合は、「優れた評価や、社会的に認められている人格的価値に傷を生じさせる」という意味があります。
「人格を攻撃される」【じんかくをこうげきされる】
「人格を攻撃される」という言葉には、「個人としての、人間性」「その人固有の人間的ありかた」という意味があります。
「人格を攻撃される」には、「個人としての人間性を攻撃される」という意味があります。
例えば会社で誰かがミスをした時、上司や指導的立場の人は、ミスをしたことを指摘し、反省を促す行為は必要かもしれませんが、「お前はダメなやつだ」とか、「お前なんて何をやっても無駄だ」というように、その人の人間性そのものを攻撃するのはタブーとされています。
「罵声を浴びる」を使った例文や短文など
最後に「罵声を浴びる」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「罵声を浴びる」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「罵声を浴びる」を使った例文1
- 「罵声を浴びる」を使った例文2
「罵声を浴びる」を使った例文1
「国会の答弁中に、政治家が『罵声を浴びる』」
国会中継などを見ていると、すぐにこの例文のような場面を見られます。
野党は与党の答弁中に、口汚くののしり、与党は野党の答弁中に、同じように口汚くののしります。
国会には野次の文化がありますが、見ていてあまり気持ちがいいものではないでしょう。
「罵声を浴びる」を使った例文2
「連続して四球を出し、投手が観客の『罵声を浴びる』」
この例文のような場面も、プロ野球の中継を見ていると、よく見られるシーンになります。
投手がいちばんしてはいけないのは、走者がいない場面で四球を出すこととされていて、それを二人連続、三人連続とすると、観客から口汚くののしられることがあります。
特に関西方面のチームでは「罵声を浴びせる」観客が多いと言われています。
「罵声を浴びる」という言葉について見てきました。
誰かに口汚くののしられた時、「罵声を浴びる」という言葉を思い出してみましょう。
また「罵声を浴びせた」経験がある人は、なるべく、他人を口汚くののしるような行為をやめましょう。