「横柄な態度」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「横柄な態度」、という表現を知っているでしょうか。
誰かに対して「横柄な態度」をとってしまったり、誰かに「横柄な態度」をとられた、という経験を持つ人もいるかもしれません。
それならば、「横柄な態度」とは一体どのような態度なのでしょうか。
目次
- 「横柄な態度」とは?
- 「横柄な態度」の表現の使い方
- 「横柄な態度」の英語と解釈
- 「横柄な態度」を使った例文と意味を解釈
- 「横柄な態度」の対義語
「横柄な態度」とは?
「横柄な態度」というのは自分が優越感に浸るためならば他人を傷つけることに対して何とも思わないという心理の上に出てくる態度のことを指しています。
人を見下した態度、相手の気持ちを考えずに発言してしまう態度、優越感に浸ってストレスを発散しているだけのような態度が「横柄な態度」だと思われがちです。
「横柄な態度」を取る人は職場でも信頼されない可能性がありますし、友達もできにくいのではないでしょうか。
- 「横柄な態度」の語源
「横柄な態度」の語源
横柄という言葉は無礼で人を見下すような態度、無遠慮な様子、などという意味を持ちますが、押しの強い人柄というところからこの言葉ができています。
最初は押しの強い人柄ということで「押柄(おしから)」と言われていました。
これが中世で読み方が変わり、「おうへい」になったと考えられています。
さらに同じ音であった横という事を当てるようになり、例えば「横車を押す」などのように強引なという意味が引用されたのではないかと考えられます。
「横柄な態度」の表現の使い方
「横柄な態度」という言葉は日常的にも使われますが、本人の前では使わない言葉かもしれません。
「今度の新入社員は横柄な態度をとりすぎる」などのように影で言われることもあるのではないでしょうか。
また、「近所のあの人は横柄な態度をとるよね」などのように噂話になってしまうこともあるかもしれません。
「横柄な態度」の英語と解釈
「横柄な態度」という表現を英語にすると“arrogant attitude”や“imperious manner”、“haughty manner”などが挙げられます。
「彼の横柄な態度には我慢ができない」ということであれば“His arrogance is no longer tolerable.”と表現できます。
「横柄な態度」を使った例文と意味を解釈
ここでは「横柄な態度」という表現を使った例文を紹介します。
- 「横柄な態度」を使った例文1
- 「横柄な態度」を使った例文2
「横柄な態度」を使った例文1
「今回の新入社員は横柄な態度をとる傾向があるから気をつけるように」
旬の子供、などと言われる表現がありますが、新入社員の中にはメールの書き方もわかっていない、挨拶の仕方もわかっていない、などと上司から酷評される人たちも珍しくありません。
LINEなどのSNSが普及したことによってメールのマナーもわかっていないという若者が増えるようになりました。
その結果、挨拶などもできなくなってしまい、「横柄な態度」につながってしまうと考えられています。
特に日本社会においては年上の人たちに対するマナーはきちんと意識したいものです。
「横柄な態度」を使った例文2
「あそこのおじいさんは横柄な態度をとることがあるから、何といっても気をつけて」
最近では自治体等のやり取りが重視されるようになりましたが、自治体などに置いて「横柄な態度」をとられてしまうと、それだけで嫌になってしまうと感じる人もいるのではないでしょうか。
特に年配者と自治体との関わりはこれから重要な議論、となっていきますが、周りの人が嫌だと思ってしまうほど「横柄な態度」をお年寄りがとってしまった場合、周りから孤立していってしまう可能性も考えられます。
「横柄な態度」の対義語
ここでは「横柄な態度」という表現の類義語を紹介します。
- 「無礼な態度」【ぶれいなたいど】
- 「傲慢な態度」【ごうまんなたいど】
「無礼な態度」【ぶれいなたいど】
無礼というのは礼儀を欠く、失礼である、という意味になります。
つまり無礼な態度というのは礼儀を欠いている、失礼な態度、という意味になるのです。
「傲慢な態度」【ごうまんなたいど】
高慢というのは他者に対して優越を覚えるほどの自己満足の状態という意味ですが、思い上がって横柄なこと、という意味になります。
傲慢の態度は周りの人を遠ざけてしまいますので、注意が必要です。
「横柄な態度」は取るべきものではありません。
もしも自分が「横柄な態度」をとってしまったと感じたら、すぐに謝罪するようにしましょう。