「酷い言われよう」とは?意味や類語!表現の使い方
皆さんは「酷い言われよう」という言葉を耳にしたことがあるかもしれませんが、どのような意味があるのか、正しく理解されていない人もいらっしゃるのではないかと思います。
そこで今回は、この「酷い言われよう」について説明をして行きます。
目次
- 「酷い言われよう」とは?意味
- 「酷い言われよう」の表現の使い方
- 「酷い言われよう」を分解して解釈
- 「酷い言われよう」を使った例文と意味を解釈
- 「酷い言われよう」の類語や類義語・言い換え
「酷い言われよう」とは?意味
「酷い言われよう」とは、「極めて低い評価を受けること」や「他人から自分の意見を否定されてしまうこと」、あるいは「厳しい評価を受ける」といったような意味がある表現です。
- 「酷い言われよう」の読み方
「酷い言われよう」の読み方
「酷い言われよう」は「ひどいいわれよう」という読み方をします。
「酷い言われよう」の表現の使い方
「酷い言われよう」は、自分の考えを真っ向から否定される時や厳しいことを言われる場合が当てはまりますので、仕事で上司から叱られたり、友人との喧嘩の中で言われるような時に使われることがあります。
また、インターネットの掲示板や自分のブログの内容に非難が集中しているような場面も当てはまることになります。
「酷い言われよう」を分解して解釈
ここで「酷い言われよう」を「酷い」と「言われよう」の2つに分解して各々の言葉の意味を探っていくことにします。
- 「酷い」
- 「言われよう」
「酷い」
「酷い」とは、「残酷だ」、「むごい」という意味がありますが、「酷い言われよう」の場合では、「激しい」、「甚だしい」という解釈が当てはまります。
「言われよう」
「言われよう」とは、「言われている有り様」のことを指していますので、「酷い言われよう」では、「言われ方」ということで理解することができます。
「酷い言われよう」を使った例文と意味を解釈
では、次に「酷い言われよう」を使った例文を見て行きながら、具体的な活用シーンをイメージしていくことにします。
- 「酷い言われよう」を使った例文1
- 「酷い言われよう」を使った例文2
「酷い言われよう」を使った例文1
「インターネットのブログで自分の意見をアップしてみると、酷い言われようの非難が集中してしまった」
最近では、「ブログ炎上」することが珍しくありませんが、このような「酷い言われよう」はまさに当てはまります。
自分の考えを述べることは自由ですが、その内容によっては、大きな非難にさらされることもあるので、ネットでの書き込みは注意が必要です。
「酷い言われよう」を使った例文2
「課長からの酷い言われようは、かなり常軌を逸しているような感じがするね。組合に相談してみるといい」
最近の企業ではパワハラ問題がクルーズアップしていますが、このように誰も目から見ても「酷い言われよう」をする上司は組合から厳しい指摘をされることになります。
「酷い言われよう」の類語や類義語・言い換え
「酷い言われよう」を他の言葉で言い換えると次のような言葉で言い換えることができます。
- 「ボロクソに言われる」
- 「酷評される」
- 「批判を受ける」
「ボロクソに言われる」
「ボロクソに言われる」
「ボロクソ」とは、「惨めな」、「みすぼらしい」という意味がありますが、「ボロクソに言われる」とは、「惨めなまでに非難される」ということになります。
「酷評される」
「酷評される」とは、「酷く評価される」ということを指していますので、「厳しい評価を受ける」という意味で理解することができます。
「批判を受ける」
「批判を受ける」は「誤っている点やよくない点を指摘されること」という意味になります。
「酷い言われよう」という表現は、「他人から厳しく非難される」という意味合いがありますが、このようなことばかり続くと、非難されている人は次第に精神的に参ってしまいます。
ビジネス業界では、パワハラ問題が大きな問題となっていますが、このようなことにならないように、会社を上げて「酷い言われよう」がないように監視の目が厳しくなっています。