「足繁く通う」とは?意味や類語!
「足蹴く通う」、という表現を聞いたことがあるでしょうか。
なかなか日常的に聞く表現ではありませんが、ぜひ知っておきたい言葉の1つです。
それならば、「足蹴く通う」という表現にはどのような意味があるのでしょうか。
ここでは「足蹴く通う」、という言い回しについて紹介します。
目次
- 「足繁く通う」とは?意味
- 「足繁く通う」の表現の使い方
- 「足繁く通う」の語源や由来
- 「足繁く通う」を使った例文と意味を解釈
- 「足繁く通う」の類語や言い換え
「足繁く通う」とは?意味
「足蹴く通う」、というのはたばたび行く様子、頻繁に、という意味です。
例えば恋人に会いに足繁く通う人もいれば、治療の為に病院に「足蹴く通う」という人もいるのではないでしょうか。
頻繁に通うという意味から「足繁く」と表記されるようになったと言われています。
例えば、平安時代の結婚は通い婚が一般的であり、男性が妻である女性の元を訪れるという形で結婚の形式を保っていました。
そして男性たちは恋をした女性の元に足繁く通っていたと言われています。
「足繁く通う」の表現の使い方
「足蹴く通う」、というのは頻繁に通うという意味であり、あらゆる場面で使うことが可能な表現です。
例えば治療のために頻繁に病院に行くならば「治療のために足繁く通う」と表現することもできますし、習い事を始めた時、上達したいという意識があって頻繁に通うのであれば「足繁く習い事に通う」と表現することが可能です。
英会話教室などによっては、定額制で通いたい放題などということもありますよね。
そのようなクラスには足繁く通っているという人もいるのではないでしょうか。
「足繁く通う」の語源や由来
「足蹴く通う」という表現は、頻繁に通うというところからできた言葉だと考えられています。
ちなみに足蹴にするという表現とは全く意味が異なりますので気をつけなければいけません。
「足蹴く通う」という言葉は、例えば「もっと足繁く来てください」のように命令形で使うことも可能です。
「足繁く通う」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介します。
- 「足繁く通う」を使った例文1
- 「足繁く通う」を使った例文2
「足繁く通う」を使った例文1
「彼はキャバクラの女性を気にいってしまい、足繁く通っていた」
好きな女性のところに「足蹴く通う」ことも大切ですが、場合によってはキャバクラの女性などに恋をしてしまい、足繁く通ってしまうという男性もいるのではないでしょうか。
このような場合はお金がかかりますので、何よりも出費が問題になってしまうかもしれません。
実は、このような風俗店で働く女性に恋をしてしまい、足繁く通った結果、金銭的な問題に陥ったという男性も珍しくは無いのです。
あるいは男性だけではなく、ホストに会いにホストクラブに足繁く通ってしまったという女性もいるかもしれませんね。
「足繁く通う」を使った例文2
「英会話教室が通いたい放題だったため、娘は足繁く通っていました」
最近は皇室外交などという言葉も使われるようになり、通訳なしでトランプ大統領と会話をした天皇皇后両陛下の話題があちらこちらでささやかれています。
これからはさらに英語が話せる人材が重視されていくことでしょう。
通いたい放題の英会話教室などがあれば、足繁く通いたいと考えている人もいるかもしれないですね。
「足繁く通う」の類語や言い換え
ここでは類義語を紹介します。
- 「頻繁に足を運ぶ」
- 「何度も出向く」
- 「しょっちゅう行く」
「頻繁に足を運ぶ」
頻繁に足を運ぶというのは高頻度でその場所に出向くこと、何度も通うこと、という意味を持っています。
足を運ぶという表現はわざわざ出向くということであり、普通ならば行かなくても良いのに行くこと、という意味を含んでいますので、敬語で使うときには注意が必要です。
気をつけなければ「わざわざ来てあげました」というニュアンスを出してしまいます。
「何度も出向く」
何度も出向くというのは高頻度でその場所に行く、という意味になります。
出向くという言葉はそこに自分から出かけていく、という意味があり、自分が目的の場所に行くという意味を持ち合わせています。
「しょっちゅう行く」
しょっちゅう行くという表現も同様で、高頻度でその場所に出向く、足繁く通う、という意味になります。
しょっちゅうという言葉は常に、いつも、絶えず、という意味になります。
「足蹴く通う」という表現は日常的にも使える言葉ですから、ぜひ覚えておきたい言い回しです。
スマートに使いこなしたい表現の1つです。