「過密スケジュール」とは?意味や使い方・対義語・英語・例文・類語まで詳しく解説!
忙しい時は誰にでもあるものですが、そこまで忙しいという時にこそ使う言葉が、この「過密スケジュール」です。
目次
- 「過密スケジュール」とは?
- 「過密スケジュール」の表現の使い方
- 「過密スケジュール」の対義表現
- 「過密スケジュール」の英語と解釈
- 「過密スケジュール」を使った例文と意味を解釈
- 「過密スケジュール」の類語や言い換え
「過密スケジュール」とは?
過密スケジュールとは、なすべきことが多く、とても忙しい様子を指して使います。
過ぎたことに対しても、「あの日は過密スケジュールだった」などと用いることができます。
これより後の展望として、「明日は過密スケジュールだ」のような使い方をすることが多く、それだけ忙しいと分かっている(そうだった)時に、その表現の為に使う言葉です。
- 「過密スケジュール」の読み方
「過密スケジュール」の読み方
「過密スケジュール」の「過密」は、「かみつ」と読んでください。
「密」には、「隙間なく集合している」という意味があり、「密集(みっしゅう)」という言葉にすると、その様子を更に強調することができます。
「過」は、「〜を通り越す」という意味で使われます。
よって、「過密」となると、「隙間がない様子を通り越すほど」と解釈できます。
それだけスケジュールが詰まっていると表す表現が「過密スケジュール」です。
「過密スケジュール」の表現の使い方
過密スケジュールは、そう使う本人がそのように思えば使える言葉です。
傍から見ると、そこまでではないと思っても、当事者がそうだと思っていれば「過密スケジュール」だとしていいでしょう。
ですが、先の「過密」の意味の解釈のように、そこまでの様子でないと大袈裟な表現になってしまうだけなので、少し忙しいという程度では使うべきではありません。
あくまで自分なりだとしても、それほど忙しいという時にだけ使うようにしてください。
「過密スケジュール」の対義表現
「過密スケジュール」と対になる表現は、「余裕があるスケジュール」、「スケジュールに余裕がある」などです。
「過密スケジュール」の意味は、隙間がない様子を通り越すほど忙しい様子なので、「隙間があるスケジュール」としてもよさそうなものですが、あまりそうような表現は見聞きしません。
「隙間」は「余裕」と言い換えて使うと覚えるといいでしょう。
「過密スケジュール」の英語と解釈
過密スケジュールは、英語では“tight schedule”と表現します。
この“tight”(タイト)は、主に「きつい」という意味で使うカタカナ語にもなっており、スケジュールのきつさをその言葉で表現しています。
“Yesterday was a really tight schedule.”は、「昨日は実に過密スケジュールだった」と解釈できます。
「過密スケジュール」を使った例文と意味を解釈
「過密スケジュール」を使った例文と、その意味の解釈です。
「忙しい」、「きつい」というだけでなく、もう何の予定の入れることができないといったニュアンスも含んでいる表現です(これより後のことに対して使う場合です)。
- 「過密スケジュール」を使った例文1
「過密スケジュール」を使った例文1
「毎日これほど過密スケジュールだと、他のことが何もできない」
先のように、「過密スケジュール」と使うことで、暗にその間にはもう何もできないという意味があると考えて構いませんが、本当にそうだと改めて表現しています。
案のニュアンスだけでは足りないと思った(「過密スケジュール」だけでは、それほどだと思ってもらえない)時には、補足的にこのような付け足しをするといいでしょう。
「過密スケジュール」の類語や言い換え
過密スケジュールは、英語の項で挙げた「タイト」を使った「タイト(な)スケジュール」と言い換えることができます。
そして、以下も似た意味で使える表現です。
- 「ハード(な)スケジュール」
「ハード(な)スケジュール」
この表現も、とても忙しい様子を表すことができますが、「過密スケジュール」や「タイト(な)スケジュール」と使うより、その一歩手前だと解釈してください。
その場合には、「ハードスケジュールながら、何とかその予定もこなせそうだ」のような形になります。
「過密スケジュール」とまで言うには、その間には(これから後の場合)他のことは何もできないほどの忙しさだと考えてください。
それだけきつく、何の余裕もないスケジュールだと(だったと)表現したい時にこそ使ってください。