「人心地が付く」とは?意味や類語!表現の使い方!
「人心地が付く」がつくという言葉を聞くことがあります。
ここでは「人心地が付く」の意味、使い方、例文などを詳しく解説していきます。
それでは一緒に言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「人心地が付く」とは?意味
- 「人心地が付く」の表現の使い方
- 「人心地が付く」を分解して解釈
- 「人心地が付く」の英語と解釈
- 「人心地が付く」を使った例文と意味を解釈
「人心地が付く」とは?意味
「人心地が付く」とは生きているという感じが戻ってくること、緊張から解放されてほっとした気持ちになることといった意味を持つ言葉です。
- 「人心地が付く」の読み方
「人心地が付く」の読み方
「人心地が付く」は「ひとごこちがつく」と読みます。
「人心地」を「ひとここち」と読まないように気をつけてください。
「人心地が付く」の表現の使い方
「人心地が付く」という言葉の使い方としては、何か緊張をする仕事や物事が終わって落ち着いた状況になった時に使います。
例えば、お風呂に入ったとか、食事をとったといった後に「ふう、やっと人心地が付いた」などと言います。
「人心地が付く」を分解して解釈
「人心地が付く」とは「人心地」と「付く」という二つの言葉からできている言葉です。
ここではそれぞれの言葉の解釈をしていきます。
それぞれの意味をしっかり確認してみてください。
- 「人心地」
- 「付く」
「人心地」
「人心地」とは緊張が解けてほっとした、くつろいだ気持ちのことを言います。
また人として正常な感覚、正気、心のことでもあります。
緊張が解けても、ほっとしない、不安が残る、ざわざわする、悲しくなるといったことであれば、それはまだ「人心地が付く」状態とは言えません。
「付く」
「付く」とは色々な意味を持つ言葉ですが「人心地が付く」の「付く」とは、肉、力、能力、良さといったものが身に備わるという意味の「付く」となります。
この場合は「人心地」という緊張が解けてくつろいだ気持ちが自分の中に「付く」ということになります。
「人心地が付く」の英語と解釈
「人心地が付く」を英語ではどのように言い表しているのでしょうか。
「人心地が付く」は英語では“be refreshed”(さっぱりする)、“catch one's breath, feel relieved.”(ほっとする)といったように使います。
「人心地が付く」を使った例文と意味を解釈
「人心地が付く」を実際に使った例文を紹介します。
併せて意味の解釈もつけていますので参考にしてみてください。
- 「人心地が付く」を使った例文1
- 「人心地が付く」を使った例文2
「人心地が付く」を使った例文1
「お風呂に入って、温かいご飯を食べてようやく人心地が付いた」
仕事で疲れたり、外で雨に降られたりと、緊張と疲れを抱えて帰宅した時は、お風呂に入ってさっぱりして、美味しい食事をとるとようやく落ち着いた状態になるのではないでしょうか。
思わず「人心地が付いた」と言いたくなるものです。
「人心地が付く」を使った例文2
「うるさい人達がいなくなって、人心地が付く」
あれこれと、うるさく言う人達が側にいますと、落ち着きませんし、嫌な気分になります。
緊張しますし、疲れてしまいます。
そのような相手にプレッシャーを与える人達というのがいなくなりますと、解放感、安心感に包まれることでしょう。
緊張感を伴う相手と一緒にいることは「生きた心地がしない」などと言ったりもします。
そのような「人心地付けない相手」と思われないように、自分自身は言動に気をつけるようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。
「人心地が付く」という言葉の意味、使い方、例文などをまとめてお伝えしました。
日常的な会話においてよく使われる言葉ですが、案外意味は知らないということがあります。
ここで説明しましたので、今後は「人心地が付く」を自信を持って使いこなしてください。