「野生のプロ」とは?意味!概要!若者言葉
ネット上で「野生のプロ」という言葉を見かけることがあります。
どの様な意味なのか、元ネタなども併せて紹介します。
目次
- 「野生のプロ」とは?
- 「野生のプロ」の概要
- 「野生のプロ」類語や言い換え
- 「野生のプロ」の表現の使い方や注意点
「野生のプロ」とは?
「野生のプロ」の意味は、「アマチュアなのにプロ並みに上手い」ということです。
一般の人で趣味としてやっていることなのに、上手過ぎてそれを本職とするプロと変わらない技術を持っている人に対する褒め言葉として使われます。
「野生のプロ」の概要
「野生のプロ」の元ネタは、「ポケットモンスター」のゲーム中に表示されるエンカウントメッセージからきています。
ポケモンはプレイ中に様々な場所を移動しているとモンスターが出現するという設定なのですが、その時に「あ、やせいの〇〇(名前)が飛び出してきた」と表示されるのです。
ポケモンは自分の仲間にするまでは「野生」であることから、「野生の」→「野放しの」→「本職ではない」という意味になり、アマチュアなのにプロ並みにスキルがある、センスがいい人に対して「野生のプロ」という言葉になったのです。
ポケモンは世界規模で人気のあるゲームですので派生語も非常に多く、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)では「野生の〇〇」という言葉が数多く使われています。
「野生のプロ」類語や言い換え
「野生のプロ」の類語を紹介します。
- 「野生の公式」【やせいのこうしき】
- 「プロの犯行」【ぷろのはんこう】
「野生の公式」【やせいのこうしき】
まるで公式サイトのイラストレーターが描いた様に、オリジナルにそっくりで技術も高い作品のことを言います。
もちろん描いているのはアマチュアの一般人で、ただその作品が好きで手先が器用な人なのです。
二次創作なので明らかに公式でないことは分かることから「本職ではないけれども公式さながら」という褒め言葉として「野生の公式」と言われています。
アニメやマンガだけではなくライトノベルズなどに関しても優れた二次創作に対して使われる言葉です。
ネットユーザーが見て「公式と遜色がない」「これが公式になってほしい」という願望も含まれているのです。
「プロの犯行」【ぷろのはんこう】
プロの漫画家やイラストレーターがこっそり描いた作品という意味の他に、プロと同じ高い技術を駆使した作品に対して使われます。
プロでなくてもアシスタントをしていたり、過去にプロとして活動していたことがある人が多くなります。
「野生のプロ」の表現の使い方や注意点
「野生のプロ」は、動画やイラストの投稿サイトで素晴らしい、プロ並みだと思える様な投稿作品に対して使われます。
多くの人に注目して欲しいと思う様な作品に使うと良いでしょう。
基本的には褒め言葉ですが、中には本当にプロもいるので注意が必要です。
「野生のプロ」は、「アマチュアなのにプロ並みに上手い」ということを意味します。
投稿作品で「これは素晴らしい」と思うものにタグ付して使ってみましょう。