「疑義を呈する」とは?使い方や類語!例文や短文など徹底解釈
「疑義を呈する」、という表現を聞いたことがあるでしょうか。
なんとなく日常的には使わない、と感じる人もいるかもしれません。
ここでは「疑義を呈する」、という表現について紹介します。
目次
- 「疑義を呈する」とは?
- 「疑義を呈する」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「疑義を呈する」の類語
- 「疑義を呈する」の英語や例文(解釈)など
「疑義を呈する」とは?
「疑義を呈する」、という表現には疑問を述べる、疑問の内容を表す、という意味があります。
疑義という言葉よりも疑問という言葉の方が一般的かもしれませんね。
「疑義を呈する」という表現は疑問を述べる、という意味になりますから、疑問を持つなどという表現と言い換えが可能です。
「疑義を呈する」という表現自体はより難しい言い回しであり、例えば新聞などでよく使われています。
- 読み方
読み方
「疑義を呈する」という表現は「ぎぎをていする」と読みます。
「疑義を呈する」を使った例文や短文など(意味を解釈)
ここでは例文をいくつか紹介します。
- 「疑義を呈する」を使った例文1
- 「疑義を呈する」を使った例文2
「疑義を呈する」を使った例文1
「とある人物の博士号について、盗用に関し疑義を呈する声が上がっている」
論文における盗作は厳禁です。
もしも他の文献から考えを得たのであれば、脚注をつけておけば問題はありません。
しかし、脚注などをつけずにまるで自分の考えであるかのようにその意見を述べてしまった場合、それは論文の盗用になります。
むしろ、きちんと脚注をつけておけば何の問題もないのに、脚注をつけなかったということで盗用扱いされることもあります。
また、自分の論文なのですから引用のしすぎは注意です。
「疑義を呈する」を使った例文2
「新しい商品は人気があるけれど、安全に関して疑義を呈する声が上がっている」
商品の中には、とても使い勝手が良かったりして評価が高いものもたくさんあります。
例えば女性の中にはスキンケア商品には気をつかっているという人も多いのではないでしょうか。
しかし、その一方でどれだけ肌や髪の毛に良いと言われたとしても、後から「このような化学物質を使っていました」などという発表が出る場合もあります。
そのような状態はまさに「疑義を呈する声が上がっている状態」だといえます。
「疑義を呈する」の類語
ここでは類義語を紹介します。
- 疑問視する
- 疑惑がある
疑問視する
疑問視する、という表現は疑問に思う、疑わしく感じる、などという意味があります。
例えば何か新しいシステムが始まった場合など、そもそもそれが有効なのかどうか疑問視するという人もいるのではないでしょうか。
物事が嘘ではないかと考える、いぶかしく思う、という意味も持ち合わせています。
疑惑がある
疑惑がある、という表現は疑いをかけられている、容疑がかけられている、という意味になります。
本当かどうか不正があるのではないかと疑われていること、という意味を持ち、例えば事件等が起こった時、誰がやったのか疑惑をかけられる場合もあります。
「疑義を呈する」の英語や例文(解釈)など
「疑義を呈する」という表現を英語にすると、“cast doubt on”や“question”という表現が使えます。
例えば、「私はそれに対して疑義を呈する」という表現であれば“I have my doubts about that.”といえます。
「疑義を呈する」という言い回しは新聞やニュースなどでよく使われますので、ぜひ覚えておきたいものです。
ビジネスにおいても使われることがあります。