「岐路に立つ」とは?意味と使い方!類語と対義語!
「岐路に立つ」とは、「重要な意味のある分かれ道に立つこと」です。
「岐路に立つ」の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類語(シソーラス)や言い換え・英語と解釈」などについて、詳しく説明していきます。
目次
- 「岐路に立つ」の意味とは?
- 「岐路に立つ」の読み方
- 「岐路に立つ」の使い方
- 「岐路に立つ」を使った例文と意味を解釈
- 「岐路に立つ」の類語や言い換え
- 「岐路に立つ」の英語や解釈
「岐路に立つ」の意味とは?
「岐路に立つ」の意味は、「複数の道がある分かれ道(分岐路)に立つこと」や「今後の人生に大きな影響のある選択を迫られる場面(その後の人生を左右する選択をしなければならない状況)に差し掛かること」になります。
例えば、「人生の岐路に立っていることを自覚した時、私は強い不安と迷いに襲われました」や「重大な意味を持つ岐路に立たなければならない時がいずれ必ずやってきます」などの文章で、「岐路に立つ」の意味を示すことができます。
「岐路に立つ」の読み方
「岐路に立つ」の読み方は、「きろにたつ」になります。
「岐路に立つ」の使い方
「岐路に立つ」の使い方は、「先に複数の道がある分かれ道に立っている時」や「その後の人生を左右するような重大な選択を求められている場面に差し掛かった時」を意味して使うという使い方になります。
特に、「人生の岐路に立つ」という慣用的な言い回しが、頻繁に使われています。
例えば、「人生の岐路に立つことを恐れず、これから自分のやりたいと思うことを絞り込みなさい」や「いずれかの道を選ぶべき人生の岐路に立つことは、危機であると同時に好機(チャンス)なのです」といった文章において、「岐路に立つ」の言葉を正しく使用することができます。
「岐路に立つ」を使った例文と意味を解釈
「岐路に立つ」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「岐路に立つ」を使った例文1
- 「岐路に立つ」を使った例文2
「岐路に立つ」を使った例文1
「人生の岐路に立つ私を励まして助言してくれたのは、付き合いの長い彼女でした」
この「岐路に立つ」を使った例文は、「今後の人生に影響がある分岐点(どちらかを選ぶべき分かれ道)に立つ私を励まして助言してくれたのは、付き合いの長い彼女だった」ということを意味しています。
「岐路に立つ」を使った例文2
「海外に出て働くべきか、国内でもう少し経験・実績を積むべきか、彼女は職業キャリアの岐路に立っていました」
この「岐路に立つ」を使った例文は、「海外に出て働くべきか、国内でもう少し経験・実績を積むべきか、彼女は職業キャリアにおいて重大な意味を持つ選択を迫られていた」ということを意味しています。
「岐路に立つ」の類語や言い換え
「岐路に立つ」の類語・言い換えについて、分かりやすく解説していきます。
- 「分岐点に立つ・ターニングポイントにいる」
- 「重大な選択(決断)をすべき地点にいる」
「分岐点に立つ・ターニングポイントにいる」
「岐路に立つ」の類語・言い換えとして、「分岐点に立つ・ターニングポイントにいる」があります。
「岐路に立つ」というのは、「道が枝分かれしている分かれ道(分岐点)に立つこと」を意味しています。
「岐路に立つ」には、分かれ道に立ってどちらかの道を選ばなければいけない「ターニングポイント(転換点)にいる」という意味もあります。
それらの意味から、「岐路に立つ」の類語(シソーラス)として、「分岐点に立つ・ターニングポイントにいる」を指摘できるのです。
「重大な選択(決断)をすべき地点にいる」
「岐路に立つ」の類語・言い換えとして、「重大な選択(決断)をすべき地点にいる」があります。
「岐路に立つ」ということは、「分かれ道に立っていて、どれか一つの道を選ばなければいけない状況にあること」を意味しています。
その重大な選択を迫られているという意味から、「岐路に立つ」は「重大な選択(決断)をすべき地点にいる」という言葉によって言い換えることができるのです。
「岐路に立つ」の英語や解釈
「岐路に立つ」という言葉は、“stand at a crossroads”(分岐路・交差点に立つ)や“be about to pass the point of no return”(引き返せない地点を横切ろうとしている)、“ be about to make an important decision”(重大な選択をしようとしている)で表現することができます。
- “He stood at a crossroads of his business as lifework.”
- “I'm about to pass the point of no return for marriage with her.”
“He stood at a crossroads of his business as lifework.”
この「岐路に立つ」を使った英語の例文は、「彼はライフワークとしてのビジネスの岐路に立っていました」を意味しています。
“I'm about to pass the point of no return for marriage with her.”
この「岐路に立つ」を使った英語の例文は、「私は彼女との結婚をするかどうかの岐路に立っています」を意味しています。
引き返せない選択すべき「岐路に立っている」という言葉は、“be about to pass the point of no return”で表せます。
「岐路に立つ」という言葉について徹底的に解説しましたが、岐路に立つには「その後の人生に影響のある重要な選択を迫られている状況」などの意味があります。
「岐路に立つ」の類語(シソーラス)・言い換えとしては、「分岐点に立つ・ターニングポイントにいる」「重大な選択をすべき地点にいる」などがあります。
「岐路に立つ」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。