「岐路」とは?意味・読み方・類語・英語【使い方や例文】
「岐路」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「岐路」の英語や、「岐路」を使った例文を紹介して行きます。
目次
- 「岐路」の意味とは?
- 「岐路」の意味
- 「岐路」の英語
- 「岐路」の言葉の使い方
- 「岐路」を使った言葉と意味を解釈
- 「岐路」を使った例文
- 「岐路」の類語や類義表現
「岐路」の意味とは?
「岐路」という言葉を聞いた事があるでしょうか。
「岐路」は「きろ」と読み、一般的に良く使われている言葉です。
これから高校を卒業する人、これから就活を始める人などは、「岐路」という言葉を意識しているかもしれません。
また作文などを書く時に、「岐路」という言葉を使った経験がある人もいるかもしれません。
一方で、「岐路」という言葉を今回初めて知ったという人もいるでしょう。
そこで、「岐路」という言葉の意味や使い方を紹介します。
この言葉の意味を知る事で、今まさに自分が「岐路」に立っている事に気付く事ができるかもしれません。
その事で、充実した人生を送る選択ができるようになるかもしれません。
「岐路」の意味
「岐路」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「岐路」には、「分かれ道」という意味があります。
単純に山道などの分かれ道を「岐路」と呼ぶ事もありますが、多くの場合、道を人生に例えて「岐路」という言葉を使います。
例えば、人生の分かれ道を迎えて、どちらの道に進むか選択を迫られるような場面があります。
例えば大学を卒業する前には、大手企業に就職するか、役者などの夢を追うか、起業して自分の会社を立ち上げるかなど、様々な道があります。
どの道を進むか、選択を迫られる場面です。
このような場面を「岐路」と呼びます。
このように「岐路」には、人生における「分かれ道」という意味があります。
「岐路」の英語
「岐路」を英語にすると、どのような表現になるでしょうか。
「岐路」は英語で“crossroad”(クロスロード)になります。
“crossroad”には「十字路」という意味があり、十字路に立つと様々な方向に進む事ができるため、「岐路」という意味もあります。
また「岐路」は“forked road”(フォークドロード)という英語にする事もできます。
“forked road”には「分かれ道」という意味があります。
「分かれ道」も別の道に進む事ができる地点ですので、「岐路」という意味があります。
このように「岐路」は、“crossroad”や“forked road”という英語にする事ができます。
英語を使う機会のために覚えておきましょう。
「岐路」の言葉の使い方
「岐路」という言葉をどのような場面で使えばいいでしょうか。
「岐路」には、人生の分かれ道という意味がありますので、「ここが分かれ道だ」と感じる時に使ってみましょう。
就職先を選ぶ時は、まさに「岐路」と呼べるかもしれません。
他にも付き合っている女性と結婚するか分かれるかを迷う時、それは「岐路」と呼べるはずです。
転職するかどうか迷う時、仕事を辞めて夢を追う事を目指すかどうか迷う時も、すべて「岐路」という言葉を使って表現する事ができます。
このように、人生において重要だと思える場面で、いくつかの選択肢があり、どの選択をすべきかどうか迷う場面で「岐路」という言葉を使ってみましょう。
「岐路」を使った言葉と意味を解釈
「岐路」を使った言葉を紹介し、その意味を解釈して行きます。
「岐路」を使った定型句のような言葉が登場しますので、覚えておくと使い勝手が良く便利でしょう。
- 「岐路に立つ」
- 「人生の岐路」
「岐路に立つ」
「岐路に立つ」という言葉は定型句のように良く使われている言葉です。
例えばプロポーズをされて答えに迷った時、まさに「岐路に立っている」と言えるでしょう。
誰と結婚するかで、または結婚せずに生きる事を選ぶ事で、人生は大きく変わって行くと考えられるためです。
「人生の岐路」
「人生の岐路」というフレーズも頻繁に使われます。
例えば高校受験の時期、大学受験の時期などは、あらかじめ用意された「人生の岐路」と言えます。
その時の選択により、その後の人生が大きく動いたという実感がある人も多いでしょう。
どのような人でも、「人生の岐路」を迎え、選択を迫られます。
中でも十代の後半から、二十代の前半にかけて、あらかじめ用意された「人生の岐路」に出会う機会が多くなります。
「岐路」を使った例文
「岐路」という言葉を使った例文を紹介して行きます。
様々な場面における「岐路」を使った文章を見て、この言葉の使い方のコツを覚えましょう。
- 例文1
- 例文2
例文1
「山道で『岐路』を迎え、選択の重要性に足がすくむ」
この例文の「岐路」は、山道の分かれ道です。
山道での道の選択は、生死にかかわるくらい重要ですので、「岐路」を迎えて足がすくむのも仕方がないかもしれません。
例文2
「ランチのお店を選ぶたびに、小さな人生の『岐路』だと感じる」
この例文のように、大きな選択だけが「岐路」ではありません。
ランチのお店選びのような小さな選択の積み重ねが、人生を変えていきます。
その意味では、毎日小さな「人生の岐路」と迎えていると言えるかもしれません。
「岐路」の類語や類義表現
「岐路」の類語や類義表現を紹介します。
「岐路」に良く似た言葉を知る事で、「岐路」の意味がより深く理解できるようになるでしょう。
- 「分かれ道」【わかれみち】
- 「十字路」【じゅうじろ】
- 「交差点」【こうさてん】
「分かれ道」【わかれみち】
「分かれ道」は「岐路」とほとんど同じ意味を持つ言葉です。
二股以上に分かれた道が先に見えていて、どの道を進むかでその先の進路は大きく変わります。
「人生の分かれ道」という定型句もあります。
「岐路」と言い換える事ができる言葉ですので、「岐路」と「分かれ道」をセットで覚えておきましょう。
「十字路」【じゅうじろ】
「十字路」は「道が十字型に交わった場所」です。
「十字路」に立つと、4つの方向に進む事ができます。
進む道の選択肢が多いため、「分かれ道」「岐路」のように、人生に対して使われる事が多くなります。
「人生の十字路に立つ」という言葉は、頻繁に使われています。
「交差点」【こうさてん】
「交差点」は「道路などの交わったところ」という意味があります。
「十字路」になっている事もあれば、「スクランブル交差点」のように6本から8本の道が交わっている事もあります。
「交差点」に立つと、様々な方向に進む事ができます。
また様々な方向から来た人が、一瞬だけすれ違う場所でもあります。
そのため繁華街の飲食店、婚活パーティの場などは、「人生の交差点」に例えられる事もあります。
「岐路」という言葉の意味や使い方を見てきました。
「人生の岐路」「岐路に立つ」という言葉は、とても重く、そして迫力がある言葉です。
あなたが「人生の岐路」に立った時は、ぜひ悔いのない選択をして欲しいと思います。