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「能動的」の意味とは?「能動的」と「受動的」の違い・対義語・英語・類語

能動的という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

積極的、自発的、などといった言葉とはどのように違うのでしょうか。

ここでは能動的という言葉について解説します。

能動的

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「能動的」の意味とは?「能動的」と「受動的」の違い・対義語・英語・類語>


目次

  • 「能動的」の意味とは?
  • 「能動的」の読み方
  • 「能動的」の英語(解釈)
  • 「能動的」の対義語
  • 「能動的」の言葉の使い方
  • 「能動的」を使った言葉・慣用句や熟語・関連
  • 「能動的」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 「能動的」の類語や類義表現
  • 「能動的」と「受動的」の違い


「能動的」の意味とは?

「能動的」の意味とは?

能動的というのは「他からの指示も無く、自分から進んで働きかけ、行動する様子」を指します。

例えば、英語の授業で受動態、能動態、という表現を聞いた記憶がある人もいるのではないでしょうか。

受動態というのは受け身であり、能動態というのは受け身ではありません。

例えば、「コップが割れた」という表現は受動態になりますが、「私がコップを割った」という表現は能動態になります。

このように、進んで物事をする様子を指すのです。



「能動的」の読み方

「能動的」の読み方

能動的という表現は「のうどうてき」と読みます。

しっかりと読めるようにしておきましょう。

「能動的」の英語(解釈)

「能動的」の英語(解釈)

能動的という表現は“active”になります。

日本語でもアクティブという表現がありますが、それとは意味が異なります。

日本語のアクティブは活動的な、活発な、という意味合いを持ちますが、英語にすると能動的という表現になるのです。

例えば「能動的にトラブルを解決しようとする」というのであれば、“we tried to solve the problem actively”という表現になります。



「能動的」の対義語

「能動的」の対義語

能動的という表現の対義語は受動的になります。

先ほど、英語の能動態、受動態、という話をしましたが、これらは対義語になります。

そのため、能動的という表現の対義語は受動的になるのです。

能動的というのは自分から進んで働きかけるという意味になり、受動的というのはあくまでも受け身の状態を指しています。

「能動的」の言葉の使い方

「能動的」の言葉の使い方

能動的という表現は自分から働きかけることを指しており、例えば自発的に行動できる人に対し、「あの人は能動的だよね」と表現できます。

何かわからないことがあったら曖昧にするのではなく、すぐに電話をして確かめようとしたり、実際に足を運んで調べてみたり、という人はまさに能動的に行動できる人だと言えるでしょう。

受動的な人よりも能動的な人の方が会社でも信頼される傾向にあります。

「能動的」を使った言葉・慣用句や熟語・関連

「能動的」を使った言葉・慣用句や熟語・関連

ここでは能動的という言葉を使った言い回しを紹介します。

  • 「能動的に動く」
  • 「能動的に生きる」
  • 「能動的にさせる」

「能動的に動く」

能動的に動く、というのは自分から進んで動く、ということになります。

先ほども述べましたが、例えばわからないことがあったとき、すぐに先方に電話をしたり、実際に足を運んで質問をしてみたり、という人は能動的に動ける人だと言えるでしょう。

反対に、わからないことがあっても人任せにして電話はしない、自分で調べに行くこともしない、という人は受動的といえます。

「能動的に生きる」

能動的に生きるというのは、常に自分から動くように意識した生き方ということになります。

例えば、進学や就職は人生の一大イベントですよね。

そんな時には人からの情報に頼るのではなく、自分から情報を得るように意識する、わからない事は自分で調べる、結婚したいと思ったら自分から出会いの場を求める、といった行動ができる人はまさに能動的に生きているといえます。

欲しいと思ったものは自分で手に入れるといった意識を持つことが重要です。

「能動的にさせる」

能動的にさせるという表現は、受動的な人に対して能動的に動けるよう指導するという意味になります。

例えば、自分の子供や学校の生徒が常に受け身であり、何かわからないことがあっても人任せにしている、自分で調べようとしない、調べなければいけないと思ったときには人に頼ってしまう、という人は受動的だといえます。

奥さんに対して「調べておいて」「電話しておいて」と言ってばかりの男性は能動的ではありません。

必要に応じてそのような人が自分から働きかけるように仕向けていく必要があります。

「能動的」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「能動的」を使った例文や短文など(意味を解釈)

ここでは能動的という表現を使った例文を紹介します。

  • 「能動的」を使った例文1
  • 「能動的」を使った例文2

「能動的」を使った例文1

「うちの奥さんは常に能動的でヒヤヒヤする」

男性からしてみると、自分の奥さんが能動的であるという事は安心できる一方で、心配することもあるかもしれませんね。

わからない事はすぐに聞きに行ってしまうため思った事はすぐ口に出してしまう、という奥さんの場合、トラブルに巻き込まれないかどうか心配になるということもあるのではないでしょうか。

常に能動的であることは大切ですが、自分の言動を意識することも大切です。

「能動的」を使った例文2

「離婚したいと思い、私は能動的に行動した」

離婚したいと思ったら、能動的に行動する必要があります。

自分で離婚するための資料を集め、必要に応じて弁護士に相談したりと、能動的に行動しなければいけません。

受け身のままでは離婚できませんよね。

むしろ、離婚したいと言われたとしても能動的に行動する必要があります。

離婚したくないのであれば、離婚しなくて済むように行動しなければいけません。

「能動的」の類語や類義表現

「能動的」の類語や類義表現

ここでは能動的という表現の類義語を紹介します。

  • 積極的
  • 自発的

積極的

積極的という表現は物事を進んでする様子を指しており、例えば「仕事に積極的に取り組む」「積極的に解決する」といった表現が使えます。

自発的

自発的というのは同じ。

物事を自分から進んで行う様を指しています。

例えば、「自発的な行動を尊重する」「自発的な発言を歓迎する」などといった表現が可能です。

「能動的」と「受動的」の違い

「能動的」と「受動的」の違い

能動的という表現と受動的という表現は対義語であり、意味が全く異なります。

受動的というのは受け身ということであり、例えば配偶者から離婚したいと言われた場合、受動的な人は相手から言われるままに離婚届に署名をしてしまうかもしれません。

能動的な人であれば、自分がどうしたいのかしっかりと考え、離婚したくないならばそれなりに行動をとり、離婚したいと思うならば自分で考えた上で離婚届に署名ができます。

icon まとめ

能動的という表現は日常的に使う言葉ではありません。

むしろ、能動的な態度こそ大事ですので、考え方や態度に現れる表現だといえます。

生きていく上では能動的に動くことが重要ですので、必要に応じて自分から進んで行動しましょう。


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