「満面の笑み」とは?意味・読み方・英語【使い方や例文】
「満面の笑み」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「満面の笑み」の英語や、「満面の笑み」を使った例文を紹介していきます。
目次
- 「満面の笑み」の意味とは?
- 「満面の笑み」の意味
- 「満面の笑み」の英語
- 「満面の笑み」をする心理
- 「満面の笑み」の言葉の使い方
- 「満面の笑み」を使った例文
- 「満面の笑み」と「喜色満面」
「満面の笑み」の意味とは?
「満面の笑み」という言葉を聞いた事があるでしょうか。
「満面の笑み」は「まんめんのえみ」と読みます。
ここ数日の間に「満面の笑み」をした事がある人がいるかもしれません。
またテレビなどを通じて、誰かの「満面の笑み」を見た事がある人もいるでしょう。
一方で、「満面の笑み」という言葉を、今回初めて知ったという人もいるかもしれません。
そこで「満面の笑み」の意味や使い方を紹介します。
この言葉の意味を知る事で、具体的に身近な誰かの笑顔が浮かんでくるかもしれません。
「満面の笑み」の意味
「満面の笑み」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「満面の笑み」には、「口元や目元だけではなく、顔全体で作る笑顔」という意味があります。
「笑み」には様々な種類があり、口元だけで笑ったり、声を上げて笑ったり、皮肉めいた笑い方をする事もあります。
「満面の笑み」という場合は、顔全体で完全に笑っているような状態を意味します。
遠くから見ても、笑顔だと分かるくらい、ハッキリとした笑顔で、絵が出ない部分が顔のどこにもないような状態です。
このように「満面の笑み」という言葉には、「顔全体で作る笑顔」という意味があります。
「満面の笑み」の英語
「満面の笑み」を英語にすると、どのような表現になるでしょうか。
「満面の笑み」は英語で、“full smile”(フルスマイル)になります。
“full smile”には「満面の笑み」という意味があります。
さらに“a big smile”(アビッグスマイル)にも「満面の笑み」という意味があります。
このように「満面の笑み」という言葉を英語にすると、“full smile”、“a big smile”という言葉にする事ができますので、英語を使う機会のために覚えておきましょう。
「満面の笑み」をする心理
「満面の笑み」をする時、人はどのような心理状態にあるのでしょうか。
そこで「満面の笑み」を浮かべる人に共通する特徴を紹介します。
- 「目標を達成した直後」
- 「心から満足している時」
- 「明るい性格の持ち主」
「目標を達成した直後」
「満面の笑み」をする時に、共通する特徴として、「目標を達成した直後」という共通点があります。
表彰台の上で「満面の笑み」を浮かべる金メダルを獲得したアスリートは、長い間金メダルを取る事を目標にしていたはずです。
また受験発表の日に、合格を知り「満面の笑み」を浮かべる受験生も同様です。
さらにフルマラソンを走り切りゴールテープを切った直後のランナーも、同じように目標を達成した喜びで「満面の笑み」を浮かべるでしょう。
「心から満足している時」
「心から満足している時」も「満面の笑み」を作る事があります。
例えば飲食店に行き料理を食べた時に、心の底から料理を美味しいと感じた時、人は「満面の笑み」になります。
また好きな人とデートをしている間、カップルは「満面の笑み」を浮かべやすいでしょう。
デートをしている時間が楽しく、心から満足しているからでしょう。
このように、心から満足している時、人は誰が見ても笑っていると思えるような笑顔になります。
「明るい性格の持ち主」
「明るい性格の持ち主」は、ハッキリした笑顔を浮かべやすくなります。
「満面の笑み」になる機会も多いでしょう。
一方で暗い性格の人は、笑っているか笑っていないか、他の人から分からないような笑顔を見せます。
このように、もともと持っている性格の違いにより、「満面の笑み」を浮かべるかどうかが決まる事もあります。
「満面の笑み」の言葉の使い方
「満面の笑み」という言葉を、どのような場面で使えばいいでしょうか。
そのため「満面の笑み」には、顔全体で作る笑顔という意味があります。
そこで、そのようなハッキリした笑顔を見た時に、「満面の笑み」という言葉を使ってみましょう。
例えば、オリンピックで金メダルを取った選手が、表彰台の上に立つときの笑顔は、「満面の笑み」である事が多いはずです。
実際にテレビ中継などを見ていると、小さな笑顔ではなく、ハッキリとした笑顔である事がほとんどです。
また小さな子供が楽しそうにしている時の笑顔も、「満面の笑み」であるケースがほとんどです。
このように、どこからみても笑っていると思えるような笑顔を見た時に、「満面の笑み」という言葉を使ってみましょう。
「満面の笑み」を使った例文
「満面の笑み」という言葉を使った、例文を紹介します。
様々な場面における「満面の笑み」を使った文章を見て、この言葉の使い方のコツを覚えましょう。
- 「満面の笑み」の例文1
- 「満面の笑み」の例文2
「満面の笑み」の例文1
「告白されたA君は、『満面の笑み』を浮かべ承諾した」
この例文に登場するA君は、告白された事がよほどうれしかったようです。
告白してくれた女性は、もしかしたらA君が好きな女性だったのかもしれません。
または、一度くらい女性から告白してもらいたいと願っていたのかもしれません。
いずれにせよ、強い満足感を持ったことで、大きな笑顔になったのでしょう。
「満面の笑み」の例文2
「社長賞を取ったBさんは、報奨金をもらい『満面の笑み』になった」
この例文のBさんは、社長賞を取った事よりも、報奨金をもらえた事が嬉しかったのかもしれません。
報奨金を使って買い物をしたり、旅行に行ったりする事を想像しただけで、「満面の笑み」になったのでしょう。
「満面の笑み」と「喜色満面」
「満面の笑み」と同じような意味を持つ四文字熟語に「喜色満面」があります。
「喜色満面」は「きしょくまんめん」と読み、「喜びを顔いっぱいに表現する事」という意味があります。
何か嬉しい事がある時に、その嬉しさがあふれて、大きな笑顔を作る事を「喜色満面」と言います。
ほとんど同じ意味の言葉ですので、「満面の笑み」と言うところを、「喜色満面」に言い換える事もできます。
「満面の笑み」と「喜色満面」をセットで覚える事で、ボキャブラリーが増え、文章表現が豊かになるかもしれません。
「満面の笑み」という言葉の意味や使い方を見てきました。
みなさんも、「満面の笑み」を浮かべた経験があるでしょう。
特に明るい性格の人なら、毎日のように「満面の笑み」になっているかもしれません。
素敵な笑顔を嫌いな人はいませんので、これからも「満面の笑み」を浮かべ続けましょう。