「交渉」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「交渉」とは?

「交渉」とは、対象となる相手と折り合いを付ける為に話し合うことです。

実際に話をせずに、文章だけで行うこともあり、これがうまくいくかでその後の様々な対応が変わってくるのは言うまでもありません。

「○○と交渉したが、うまくいかなかった」、「交渉が上手な彼に任せよう」などと使われる言葉で、自分たちの言い分もさることながら、相手の言い分も踏まえた上でお互いが納得できる妥協点を見出すことになります。

• 「交渉」の読み方

「交渉」の読み方

「交渉」は、「こうしょう」と読んでください。

時には一方的にこちら側の要求だけが通るような場合もありますが、その場合にはこの「交渉」と言うより、単に言い分を聞き入れてもらったと表現した方が合っています。

半ば無理矢理こちらの言い分だけを聞いてもらったようなケースでも、「交渉した結果、聞いてもらえた」のように使うこともできますが、お互いが納得していないと厳密な意味では「交渉」した結果ではありません。

「交渉」の表現の使い方

「交渉」がうまい人は、まず相手の言い分から聞くと言われています。

相手側の要求や条件を最初に聞いた上で、どこまでなら妥協できるか判断し、話し合っていく上で序々に自分たちの方に有利にもっていくのがテクニックとされています。

ただし、これはあくまで基本とされているだけで、ケースバイケースです。

時には最初から強気に出た方がいい結果になることもあり、相手次第な面が大きいと言えるでしょう。

「交渉」を使った例文と意味を解釈

「交渉」を使った例文と、その意味の解釈です。

もう1つの意味で使っている例も挙げてみます。

• 「交渉」を使った例文1
• 「交渉」を使った例文2

「交渉」を使った例文1

「この価格交渉如何では、来年は仕入れないかも知れない」

毎年決まって入荷している物の価格(仕入れ値)の交渉を行うと使っています。

そして、その結果次第ではもう仕入れることがないかも知れないとも言っており、何らかの理由によって例年より高く(交渉が難しく)なりそうだと考えているようです。

「交渉」を使った例文2

「彼とはその後、特に交渉はない」

交渉のもう1つの意味として、「接触」という使い方があります。

その相手と特に会ってもいないし、話もしていないという意味で使っており、何らかの形でその相手と「関わる」ことだと解釈してください。

「交渉」の類語や類義語

「交渉」と似た意味で使える言葉です。

「交渉」自体のこととして使われることも多いです。

• 「折衝」【せっしょう】

「折衝」【せっしょう】

相手と駆け引きすることで、「交渉」の中では必ず行われると考えていいでしょう。

一度の交渉の場で、いくつかの案件に対する折衝があったといった具合に使われる言葉で、主題となる「交渉」のテーマが1つだけであれば、それ自体をこの「折衝」と表現することがあります。