「直向き」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
皆さんは「直向き」という言葉を色々な場面で聞くことがあるかと思います。
とは言うものの、「直向き」という書き方をすると、何だか意味が全く理解できない人もいるかもしれません。
そこでここでは、この「直向き」について、説明をしていくことにします。
目次
- 「直向き」とは?
- 「直向き」の表現の使い方
- 「直向き」を使った例文と意味を解釈
- 「直向き」の類語や類義語
「直向き」とは?
「直向き」とは、「1つの物事だけに心を向けているさま」、「忍耐強く一途に打ち込むさま」という意味を持つ言葉です。
- 「直向き」の読み方
「直向き」の読み方
「直向き」は「ひたむき」という読み方になります。
これでやっと言葉の意味が理解できた人もいるでしょう。
間違った読み方で、「じかむき」や「ちょくむき」と読みたくなるかもしれませんが、正確な読み方をここでチェックしておいてください。
「直向き」の表現の使い方
「直向き」は「一途な思いで物事に打ち込む」という意味がありますので、自分が取り組みたいことに意識を集中して進めているような人には対して使われることになります。
「直向き」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「直向き」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「直向き」を使った例文1
- 「直向き」を使った例文2
「直向き」を使った例文1
「彼は直向きな努力で、不可能だと思っていた商談をまとめることができたのです」
どんなに難しいことでも、「直向き」な気持ちで努力を続けていると、不可能だと思われることでもできるものです。
この例文では、ビジネスで難しいと思われた商談を見事に成約することができたのですが、これも「彼」の「直向き」な努力が実った結果です。
「直向き」を使った例文2
「あいつの直向きな情熱が、彼女に届いたのです。それで2人の愛が深まることになりました」
人に対する愛情も「直向き」な思いとして、表現することができます。
それまで全く振り向かなかった彼女の心を動かすことができたのも、「あいつ」の「直向き」な情熱が彼女に届いたのです。
「直向き」の類語や類義語
「直向き」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「真正直」【まっしょうめん】
- 「生まじめ」【きまじめ】
「真正直」【まっしょうめん】
「真正面」という言葉が「直向き」の類義語として挙げることができます。
「少しも嘘のないこと」や「本当に正直なこと」という意味で使われます。
「生まじめ」【きまじめ】
「生まじめ」という言葉も類義語としてありますが、「真心のあること」、「誠実であること」という意味になります。
「生まじめ」は「非常にまじめなこと」という意味から、よい意味で解釈できるのですが、「あまりにもまじめすぎて融通が効かない」という意味で受け止められることもあるので、悪い印象になることもあります。
「直向き」という言葉には、とても熱く深い一途な思いが込められていますので、周りの人達も、このような思いを持っている人に感動さえ覚えることでしょう。