「コワーキング」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「コワーキング」は、最近増えてきているオフィスワーク形態の1つです。
目次
- 「コワーキング」の意味とは?
- 「コワーキング」の表現の使い方
- 3 . 「コワーキング」を使った例文と意味を解釈
- 「コワーキング」の類語や類義語
「コワーキング」の意味とは?
「コワーキング」とは、個々のデスク以外の応接室や会議室などをシェアしたワークスタイル、またはそのようなオフィス自体に対して使われる言葉です。
つまり、同一オフィス内に違う法人(会社)が混在して同居しており、デスクこそ個別ですが、応接室などは他社と共同で使うことになります。
このような利用を前提とした貸しオフィスも増えてきており、1社のみでオフィスごと借りるより安く済むことから、特にベンチャー企業の立ち上げ時によく利用されています。
当然、入り口も1つとなる為、外部からの来社時にはどの会社に用事があるのかを最初に伝えないといけません。
「コワーキング」の表現の使い方
「コワーキング」の表現の使い方を紹介します。
この言葉は、英語の“co-working”がカタカナ語になったものです。
英語で単語の前に頭にこの“co-”と付けると「共同」や「同一」という意味になり、例えば、「1位タイ」(スポーツなどで1位と同じ成績が何人、何チームか居る場合の表現です)は、“co-leader”と表現します。
前述のようなワークスタイルのオフィスで働いていることを「コワーキングしている」と表現し、そのように利用する為のオフィスは「コワーキングオフィス」と呼ばれます。
「コワーキング」だけでオフィスそのものを指して使うこともありますが、それほど一般的ではありません。
3 . 「コワーキング」を使った例文と意味を解釈
「コワーキング」を使った例文と、その意味の解釈です。
続けてこのように表記すると何のことか分からない場合があるので、「コ・ワーキング」と英語の“-”の部分を「・」で表す場合も多いです。
- 「コワーキング」を使った例文1
- 「コワーキング」を使った例文2
「コワーキング」を使った例文1
「彼の勤めている会社はコワーキングだと聞いている」
コワーキングしている会社同士は、住所が一緒になります。
もちろん会社名や電話番号は違うので、それによってこのワークスタイルの会社なのだと分かります。
「コワーキング」を使った例文2
「コ・ワーキングと聞いて、共同出資などだと勘違いしてしまった」
この言葉は、いくつかの会社が共同で1つの作業をしていることなどと勘違いされることも少なくありません。
そのように解釈できなくもありませんが、カタカナ語で使う分にはここで説明しているワークスタイルのことだと考えていいでしょう。
「コワーキング」の類語や類義語
「コワーキング」の類語や類義語を紹介します。
ほとんど同じ意味ですが、こちらは事務所自体を指して使います。
- 「シェアオフィス」【しぇあおふぃす】
「シェアオフィス」【しぇあおふぃす】
先のように、「コワーキング」にもそのようなワークスタイルで利用するオフィス自体を指す意味がありますが、こちらはオフィス自体のことのみに使う言葉です。
「シェアオフィスで仕事をしている」と言えば、同じオフィス内で違う会社とコワーキングしていると解釈していいでしょう。
今は「コワーキング」でも、ある程度会社が大きくなるとさすがに手狭になり、移転して1社のみでオフィスを借りるようなことが多いです。
その為、設立したばかりのまだ駆け出しの会社や、一時的にそのようなオフィスを作る必要がある(支社、支店として)ような場合に多いと言っていいでしょう。