「破る」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「破る」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「破る」という言葉を使った例文や、「破る」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「破る」とは?意味
- 「破る」の表現の使い方
- 「破る」を使った例文や短文など
- 「破る」の類語や類義語・言い換え
「破る」とは?意味
「破る」には、「引き裂いたり、傷つけたりして、もとの形を壊すこと」という意味があります。
また「破る」は「相手の守りなどを突きぬける」「突破する」ことを意味します。
- 「破る」の読み方
「破る」の読み方
「破る」の読み方は、「やぶる」になります。
「破る」の表現の使い方
「破る」の表現の使い方を紹介します。
「破る」は、「引き裂いたり、傷つけたりして、もとの形を壊すこと」を意味します。
例えば、ポスターを壁からはがし、捨ててしまうことがあります。
このような時、ポスターを引き裂いて、もとの形ではなくしてしまうかもしれません。
このような時、「壁に貼ってあるポスターを破り、捨てる」などと、「破る」という言葉を使います。
また「破る」は「相手の守りなどを突きぬける」「突破する」ことを意味します。
例えば、サッカーの試合を見ていると、ゴール前にディフェンスの選手が守りを固めているのがわかります。
そのような守りを、フォワードの選手が突き抜ける時、「敵チームのディフェンスを破る突破」などと、「破る」という言葉を使います。
- 「破る・破れる」と「敗れる」の違い
「破る・破れる」と「敗れる」の違い
【破る・破れる】引き裂くなどして壊す。背く。損なう。
手紙を破る。障子が破れる。誓いを破る。約束を破る。平和が破れる。静寂が破れる。
【敗れる】負ける。
競技に敗れる。勝負に敗れる。人生に敗れる。選挙に敗れる。敗れ去る。
「破る」を使った例文や短文など
「破る」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「破る」を使った例文1
- 「破る」を使った例文2
「破る」を使った例文1
「電話帳を『破り』握力を披露する」
この例文は、力自慢の人が、電話帳を引き裂いて、握力の強さを披露している場面になります。
このように「破る」には、「引き裂いたり、傷つけたりして、もとの形を壊すこと」という意味があります。
電話帳は本来、電話番号を調べるためのものですが、腕力や握力を披露する時に頻繁に使われています。
「破る」を使った例文2
「三遊間を破るヒットを放つ」
この例文は、野球の試合で、打者が三塁手と遊撃手の間を抜くようなヒットを打った場面になります。
このように「破る」は「相手の守りなどを突きぬける」「突破する」ことを意味します。
守りを固めた守備網を、巧みなバットコントロールで突破する様子は、野球観戦の醍醐味のような場面になります。
「破る」の類語や類義語・言い換え
「破る」の類語や類似を紹介します。
- 「突破する」【とっぱする】
- 「壊す」【こわす】
「突破する」【とっぱする】
「突破する」には「突き破ること」という意味があります。
また「困難や障害を克服すること」を意味します。
「限界を突破する」という文章には、「限界を突き破る」という意味があります。
「壊す」【こわす】
「壊す」には「物に力を加えて、もとの形を崩したりばらばらにすること」という意味があります。
「おもちゃを壊す」「家を壊す」などという使い方をします。
「破る」という言葉について見てきました。
引き裂いたり、傷つけたりして、もとの形を壊すことについて話す時、また、相手の守りなどを突きぬける様子を見た時、「破る」という言葉を使ってみましょう。