「一挙」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「一挙」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「一挙」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「一挙」の意味
- 「一挙」の表現の使い方
- 「一挙」を使った例文と意味を解釈
- 「一挙」の類語や類義語
「一挙」の意味
「一挙」というのは「1回の行動や動作」「1つの企て」という意味があります。
これ以外に「に」を伴い、副詞的に「1度に固めて物事をやる」という意味もあります。
例えば「一挙に仕上げてしまいましょう」などと使われます。
その他に、「一挙して」という形で「速やかに物事がはかどる」という意味で使われる場合もあります。
- 「一挙」の読み方
「一挙」の読み方
「一挙」の読み方は、「いっきょ」になります。
日常会話でも使われる表現ですのでぜひ覚えておきましょう。
「一挙」の表現の使い方
「一挙」の表現の使い方を紹介します。
「一挙」は「1つの企て」という意味もありますが、「1度に固めて物事をやる」「事態が一気に大きく変化する」という意味で使われることがあります。
例えば、何かをきっかけとして「事件が一挙に解決に向かう」ということもあるかもしれません。
行方不明の人が全然見つからなかったのに、何かの目撃証言をきっかけに「一挙に発見に向かう」ということもあるでしょう。
急に大きな変化が起こったとき、「一挙」という表現が使われます。
「一挙」を使った例文と意味を解釈
「一挙」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「一挙」を使った例文1
- 「一挙」を使った例文2
「一挙」を使った例文1
「このCDを購入すると、有名なクラシック音楽が一挙に聴けます」
クラシックが好きな人は、もしかしたら作曲家にも好みがあるかもしれませんが、一般的に有名なクラシックであれば全部好きだという人もいるかもしれません。
しかし、一般的に有名なクラシックを好むとCDなどを購入するにしても、作曲家別に購入しなければならず、大変です。
しかしそんな時に「このCDを購入すれば一挙に有名なものが聴ける」となれば、ぜひ購入したいと考える人もいるのではないでしょうか。
「一挙」を使った例文2
「警察は行方不明者の情報を一挙に公開した」
行方不明者が生じた場合、事件性がない限り警察は個人情報を守ります。
しかし、少しでも事件性がある可能性が出てきたら警察はその行方不明者の情報を公開することがあります。
行方不明者の写真や身長、服装などについての情報が「一挙」に公開された場合、事件性が出てきたと言っても良いかもしれません。
「一挙」の類語や類義語
「一挙」の類語や類義語を紹介します。
- 「次から次に」【つぎからつぎに】
- 「一斉に」【いっせいに】
「次から次に」【つぎからつぎに】
「次から次に」というのは「物事が休みなく、終わりなく続く様」という意味です。
「次から次に弔問客が訪れました」などと言われます。
「一斉に」【いっせいに】
「一斉に」というのは「みんなが揃って同じ行いや状態を取る」という意味です。
「一斉下校」などと使われることもあります。
「一挙」という表現はニュースなどでもよく聞かれます。
正しい意味をぜひ覚えておきましょう。