「打ち明けられる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
日常会話で「打ち明けられる」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「打ち明けられる」とは?
- 「打ち明けられる」の表現の使い方
- 「打ち明けられる」を使った例文と意味を解釈
- 「打ち明けられる」の類語や類義語
「打ち明けられる」とは?
「打ち明けられる」の概要について紹介します。
- 「打ち明けられる」の読み方
- 「中にあるものを出して空にされること」の意味
- 「人から秘密や心に思っていたことを、隠さず話されること」の意味
- 「人に秘密や心に思っていたことを、隠さず話せること」の意味
- 「打ち明ける」は「ぶっちゃけ」の語源
「打ち明けられる」の読み方
「打ち明けられる」は「うちあけられる」と読みます。
「ぶちあけられる」と読むこともありますが、「うちあけられる」と読まれることが多くなります。
「中にあるものを出して空にされること」の意味
入れ物などの中に入っているものを出して、空にされることを言います。
小銭入れや小物入れなど、手で扱える大きさのものに対して使われます。
「人から秘密や心に思っていたことを、隠さず話されること」の意味
人の秘密や、心の中で思っていたことを、自分に対して話されることを言います。
悩みや相談ごとのこともあれば、噂話などのこともあり、こちらは聞き役になります。
「人に秘密や心に思っていたことを、隠さず話せること」の意味
こちらは可能の意味の「られる」を表しています。
自分が相手を信頼していて、思ったことを包み隠さず話せることを言います。
「打ち明ける」は「ぶっちゃけ」の語源
若い人が様々な本音トークをするときに「ぶっちゃけ」と言うことがあります。
この「ぶっちゃけ」は「ぶっちゃける」から来てる言葉ですがこの語源は「打ち明ける」です。
「打ち明け」は読み方で紹介した通り、「ぶちあける」とも読みます。
「ぶちあける」→「ぶっちゃける」→「ぶっちゃけ」に変化した言葉です。
「打ち明けられる」の表現の使い方
「打ち明けられる」の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- どちらの意味でも信頼を意味する
文法的な使い方
「打ち明けられる」は受け身の動詞、或いは可能の動詞で、文章にはそのまま使えます。
能動態は「打ち明ける」で、こちらが元になります。
また、「打ち明けられて~する」「打ち明けられずに~する」と副詞として使われることもあります。
どちらの意味でも信頼を意味する
「打ち明けられる」は、相手から大切なことを話された場合でも、自分が相手に大切なことを話せるという場合でも、その聞き役が「信頼されている」ことを意味します。
「打ち明けられる」を使った例文と意味を解釈
「打ち明けられる」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「打ち明けられる」を使った例文1
- 「打ち明けられる」を使った例文2
「打ち明けられる」を使った例文1
「彼女から大変な秘密を打ち明けられた」
恋人からプライベートで大変ショックな秘密を話されたことを表しています。
「打ち明けられる」を使った例文2
「後輩から辞めたいと思ってることを打ち明けられた」
会社の後輩から、仕事で悩みがあり辞めたいと思っていると相談されたことを表しています。
「打ち明けられる」の類語や類義語
「打ち明けられる」の類語を紹介します。
- 「告白される」【こくはくされる】
- 「胸の内を明かされる」【むねのうちをあかされる】
「告白される」【こくはくされる】
「他人から秘密や思っていることを伝えられること」で、主に恋愛感情に対して使われます。
「胸の内を明かされる」【むねのうちをあかされる】
「ずっと思っていたことを全て話すこと」という意味です。
「打ち明けられる」は「中にあるものを出して空にされること」「人から秘密や心に思っていたことを、隠さず話されること」「人に秘密や心に思っていたことを、隠さず話せること」という意味があります。
その時のシーンに合わせて使い分けられる様にしましょう。