「見た目」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「見た目」は、難しい意味のある言葉ではありませんが、隠されたニュアンスもしっかりと覚えておきましょう。
目次
- 「見た目」とは?
- 「見た目」の表現の使い方
- 「見た目」を使った例文と意味を解釈
- 「見た目」の類語や類義語
「見た目」とは?
「見た目」とは、「目に映るまま」のことで、目で見たまま姿や形、様子に対して使います。
「見た目は強そうに見える」のように使う言葉で、本当はところはともかく、見たままの姿や形は強そうだという意味になります。
「見た目はおいしそうに見える」など、「見ただけで受ける印象」と解釈をすることも多く、そのような使い方は毎日のように見聞きするでしょう。
「見た目」の表現の使い方
「見た目」は、先の例のように、「実のところは分からないが、見たところは」といったニュアンスで使われることが多い言葉です。
「見た目だけは」という形がそのいい例で、「見た目は」とするだけでもそのような意味が含まれることが多いと考えていいでしょう。
よって、「見た目は問題ない」と使った場合、「見た目だけは問題ない」と言っているのと実際にはよく似た解釈になると考えてください。
「見た目」を使った例文と意味を解釈
「見た目」を使った例文と、その意味の解釈です。
上で書いたような解釈で使うことが多いので、実際にはあまりいい意味になることがない言葉です。
- 「見た目」を使った例文1
- 「見た目」を使った例文2
「見た目」を使った例文1
「見た目はよく見えるが、それほど価値はないようだ」
豪華や綺麗に見える物が、価値としてはそうでもないと使っています。
世の中にはそのような物も多く、逆に見た目は大したことがない物の方が価値があることも珍しくありません。
「見た目」を使った例文2
「見た目だけでは人間は分からないものだ」
人間は見ただけの印象で分かるものではないという使い方で、世間でよく言われていることでもあります。
ですが、シチュエーションによって最低限の見た目というものがあるのも事実で、例えば、結婚式の披露宴に呼ばれてジーンズ姿で来るようでは、中身も疑われてしまうというものです。
「見た目」の類語や類義語
「見た目」と似た意味で使える言葉です。
こちらに言い換えても意味は一緒で、隠されたニュアンスまでそのまま含まれています。
- 「外見」【がいけん】
「外見」【がいけん】
どちらで読んでも構わない言葉で、「外見だけはいい」、「外見は問題ない」など、「見た目」と同様に、あまりいい意味になることはないという点もよく似ています。
その意味を強調する場合には、「そとみ」の方で発音することが多く、この場合には「うわべ」とも似た意味になります。
この言葉、「うわべだけはいい」と使った場合、「見た目だけはいい」、「外見だけはいい」とよく似た解釈になり、いい意味ではまず使いません。
「見た目」は、素直に解釈すれば「目に映るまま」という意味しかない言葉ですが、隠されたニュアンスがポイントになります。
あまりいい意味で使われることはない為、使う際にはそこまで考えた上で用いることが大切です。