「活気を帯びる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
日常会話で「活気を帯びる」という言葉を見聞きすることがあります。
どの様な意味があるのか、使い方や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「活気を帯びる」とは?
- 「活気を帯びる」の表現の使い方
- 「活気を帯びる」を使った例文と意味を解釈
- 「活気を帯びる」の類語や類義語
「活気を帯びる」とは?
「活気を帯びる」の概要について紹介します。
- 「活気を帯びる」の読み方
- 「活気を帯びる」の意味
- 「活気を帯びる」の言葉の成り立ち
「活気を帯びる」の読み方
「活気を帯びる」は「かっきをおびる」と読みます。
「帯びる」の読み方が難しいので覚えておきましょう。
「活気を帯びる」の意味
「活気を帯びる」の意味は「生き生きとした気力があること」です。
職場にやる気のある人が多いと、全体的にエネルギーに満ちた雰囲気が漂うものです。
普通の人から見て「覇気がある」「フットワークが軽い」「モチベーションが高い」という雰囲気のことを言います。
「活気を帯びる」の言葉の成り立ち
「活気を帯びる」は「活気+を(助詞)+帯びる」で成り立っています。
「活気」とは、「生き生きと感じるエネルギー」という意味です。
若い人や、やる気に満ちた人が周囲に与えるポジティブな雰囲気のことです。
「帯びる」は、「身に付ける」「受ける」という意味がありますが、「活気を帯びる」の場合はこの意味ではありません。
実は「帯びる」には「その性質を持つ様になる」「その要素が出る」など、抽象的な意味があるのです。
「活気を帯びる」はこちらの意味が使われ、意味は「活気が出る」とほぼ同じなのです。
「活気を帯びる」の表現の使い方
「活気を帯びる」が使われるシーンについて紹介します。
- 職場で
- 商店街で
- スポーツで
職場で
ビジネスで、今迄普通に仕事をこなしていたところ、ヒット商品が出るなどして大量に注文が入る様になり、急に忙しくなった時に使われます。
商店街で
年末年始の商店街で、大勢の人がお正月の買い物をしている状況に使われます。
お店のスタッフも呼び込みをするなど、賑やかな様子を表しています。
スポーツで
スポーツでは、試合に向けて練習をしている時に使われます。
今迄よりも真剣に練習をして、勝ちたいと思っている気持ちが表れています。
「活気を帯びる」を使った例文と意味を解釈
「活気を帯びる」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「活気を帯びる」を使った例文1
- 「活気を帯びる」を使った例文2
「活気を帯びる」を使った例文1
「大手企業と契約を結んで社内が一気に活気を帯びた」
大手企業との契約に成功して先の見通しが良くなったことで、会社の中の雰囲気も非常に良くなり皆が生き生きと仕事をする様になった時の言葉です。
「活気を帯びる」を使った例文2
「目標達成目前とあって部署全体が活気を帯びている」
もうすぐ目標達成ができるとあり、部署のスタッフがきびきびと自分の仕事をしている様子を伝えています。
「活気を帯びる」の類語や類義語
「活気を帯びる」の類語を紹介します。
- 「勢いを増す」【いきおいをます】
- 「盛り上がる」【もりあがる】
「勢いを増す」【いきおいをます】
「ものごとの程度や迫力がどんどん増していく様子」という意味です。
「盛り上がる」【もりあがる】
「ものごとの勢いやノリが高まること」という意味です。
「活気を帯びる」は「生き生きとした気力があること」という意味です。
周囲にやる気のある人が多い時に使ってみましょう。