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「居心地」とは?意味や使い方!例文や解釈

「居心地」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。

ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。

では一緒に「居心地」という言葉の理解を深めていきましょう。

居心地

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目次

  • 「居心地」とは?
  • 「居心地」の表現の使い方
  • 「居心地」を使った言葉と意味を解釈
  • 「居心地」を使った例文の紹介
  • 「居心地」を使った例文1
  • 「居心地」の類語や類義語など言い換え

「居心地」とは?

「居心地」とは?

「居心地」とはある場所、地位にいる時に感じる気持ちのことを言います。

  • 「居心地」の読み方
  • 「居心地」の語源や由来

「居心地」の読み方

「居心地」と書いて「いごこち」と読みます。

「居心地」の語源や由来

「居心地」「居」とは動詞の「居る」の連用形からきています。

いること、座ること、またその場所といった意味があります。

他の言葉と複合して使われることが多い言葉で、例えば「立ち居振る舞い」といった使い方になります。

「居心地」とは「居る」ことでの心の状態、気持ち、考えといった意味がある言葉なのです。

「居心地」の表現の使い方

「居心地」の表現の使い方

「居心地」とはその場所、その地位に居る時の自分の気持ちという意味がある言葉です。

ですからそのままではあまり意味がなく、前後にある言葉があってどのような意味かわかるのです。

例えば「居心地がいい」「居心地が悪い」という風に使います。

「居心地がいい」とは自分にとってその場所、その地位が良いものである、快適、楽といった意味になります。

一方で「居心地が悪い」となれば、その場所、地位が悪い、何か問題がある、自分にとってマイナスであるといった意味合いになります。

「居心地が悪い職場」となればやんわりとその職場がブラックであるとか、自分にとって都合が悪いことがあるといった意味合いになりますし、場合によっては職場の人にいじめられている、仲が悪いといったことを遠回しに伝えることもできます。

  • 「居心地」と「心地」の違い

「居心地」と「心地」の違い

「居心地」から「居」をとった「心地」という言葉もあります。

それぞれにどういう違いがあるのか説明していきましょう。

「居心地」はある場所、地位に「居る時」に感じる自分の気持ちのことです。

そして「心地」とは物や事に接した時の心の状態や気分、気持ちのことです。

ですから「天にも上る心地」とはすごく嬉しいといったことを表しますし、「生きた心地がしない」となればすごく恐ろしい、怖いといったことがわかります。

「心地」はそれだけでも使えますが「住み心地」「夢見心地」など他の言葉で合わせることも多いのです。

「居心地」「居る」「心地」を合わせた言葉になります。

「居心地」「心地」の違いが理解できたのではないでしょうか。

「居心地」を使った言葉と意味を解釈

「居心地」を使った言葉と意味を解釈

それでは「居心地」を使った言葉の意味を説明していきましょう。

  • 「居心地が悪い」
  • 「居心地の良い場所」

「居心地が悪い」

「居心地が悪い」とはよく使う言葉ですが、どういう意味かと言えば「その場にいたくないと思う雰囲気」、その場所に自分がいることが気まずい状態であるとか、嫌な環境、状態であることを言います。

そこに居たくないという気持ちの時にも使います。

「あの店はうるさくて居心地が悪いから他の店にしよう」「夫の実家は、いい人たちばかりだけど、勝手が違うのでどうも居心地が悪い」などと言います。

「居心地の良い場所」

「居心地の良い場所」とは、自分がそこに居ると安心する、楽しいといった時に使います。

ですから他の人にとって良い場所であっても自分がそう感じないのであれば「居心地の良い場所」とは使いません。

例えば「妻にとっては居心地の良い場所かもしれないが、僕にとっては人が多いカフェで落ち着かないだけだ」という感じです。

「もっと居心地の良い場所を探そうよ」「僕にとって実家は居心地の良い場所だけど妻は緊張するみたいなので連れていかないようにした」などと使います。

「居心地」を使った例文の紹介

「居心地」を使った例文の紹介

それでは「居心地」を使った例文をいくつか紹介しましょう。

意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。

「居心地」を使った例文1

「居心地」を使った例文1

「清潔で、居心地良く整えられた部屋に案内された」

清潔で気持ちが良い、ずっと居たいと思われる、快適な場所のことを「居心地良く整えられた」と表現します。

「居心地」を使った例文2

「つい居心地が良くて、アルバイトで何年も続けている」

職場環境が良い、仕事が楽しいといった状態は「居心地が良い」と言います。

その為、アルバイトという立場で何年もそのままで居るとか、アルバイトなのに何年も仕事が続いているといった意味合いで使います。

「居心地が良い職場」とは働きやすい職場、良い職場という意味になりますが人によって感じ方は違いますので、みんなが同じように思うかは別です。

「居心地」の類語や類義語など言い換え

「居心地」の類語や類義語など言い換え

言葉の意味が理解できましたところで、「居心地」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。

こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。

  • 「身の置きどころ」【みのおきどころ】
  • 「立ち位置」【たちいち】
  • 「居る時の気持ち」【いるときのきもち】

「身の置きどころ」【みのおきどころ】

「身の置きどころ」とは心や体を落ち着けるところといった意味になります。

「身の置きどころがない」というのは「居心地が悪い」という言葉と同じ意味合いになります。

「立ち位置」【たちいち】

「立ち位置」とは発言、行動をする時の自分の立場、ポジションといった意味になります。

「今、彼は社内でどういう立ち位置にあるわけ?」などと使います。

「居る時の気持ち」【いるときのきもち】

「居心地」とは、ある場所、ある地位などに「居る時」の自分の気持ちという意味です。

ですから簡単な言葉に言い換えるならば「居る時の気持ち」という言葉になります。

「あの家に居る時の気持ちが悪い」と言えば「あの家の居心地は悪い」となります。

icon まとめ

いかがでしたでしょうか。

「居心地」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。

「居心地」はある場所、ある地位に居る時の気持ちという意味ですから、単独ではあまり使いません。

「居心地が良い」「居心地が悪い」といった使い方になることがほとんどです。

それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしていきましょう。


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