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「架空の仕入れ」とは?意味や類語!表現の使い方

不正経理の手段は、主に2つに分かれます。

1つは「売上からの除外」で、もう1つがこの「架空の仕入れ」です。

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「架空の仕入れ」とは?意味や類語!表現の使い方>


目次

  • 「架空の仕入れ」とは?
  • 「架空の仕入れ」は犯罪?
  • 「架空の仕入れ」の英語と解釈
  • 「架空の仕入れ」を使った例文と意味を解釈
  • 「架空の仕入れ」の類語や言い換え


「架空の仕入れ」とは?

架空の仕入れとは、本来は仕入れて(購入して)いない分まで、あたかもそうしたかのように装い、その分の金額を着服することです。

具体的に3種類の方法があり、1つは日頃から付き合いのある会社名を利用し、そこから仕入れたように見せ掛ける方法です。

もう1つは架空の社名を使った方法で、この2つは行った経理の責任者の独断で行えますが、最後の仕入れ先と共謀した方法は、両者が納得して行わないとできるものではありません。

最後の方法に協力するような仕入先は、その会社が大口の顧客などの理由(力関係)から、断れずに止むなく協力するしかなかったという場合も多いです。

  • 「架空の仕入れ」の読み方

「架空の仕入れ」の読み方

「架空の仕入れ」は、「かくうのしいれ」と読んでください。

「架空」は、ありもしないもののことで、この「仕入れ」以外にも、「架空の人物」「架空の住所」といったように広く使うことができる言葉です。

悪い意味で使われることも多い言葉ですが、「架空」という言葉自体にそういったニュアンスは特に含まれていません。



「架空の仕入れ」は犯罪?

架空の仕入れは、それによって仕入れたとする金額を着服する為に行われます。

当然、背任という犯罪となってしまう行為なので、許されるべきではありません。

ですが、それを行う責任者が個人的に着服したいという理由だけでなく、別の人間からの指示で行われるようなことも少なくなく、そのような場合には、発覚した際に直接の担当者だけの責任にしてしまうといったことも少なくありません。

「架空の仕入れ」の英語と解釈

架空の仕入れは、英語では“fictitious purchase”となります。

「彼が架空の仕入れをしたと聞いている」は、“I heard that he made a fictitious purchase.”とすれば表現できます。

尚、「不正経理」“fraudulent accounting”となり、こちらも日本語と同様にその発覚があったような時にはよく使われる表現です。



「架空の仕入れ」を使った例文と意味を解釈

「架空の仕入れ」を使った例文と、その意味の解釈です。

犯罪になる行為なので、決して真似しようなどと考えてはいけません。

  • 「架空の仕入れ」を使った例文1
  • 「架空の仕入れ」を使った例文2

「架空の仕入れ」を使った例文1

「在庫の計算が合わなかったのは、架空の仕入れが行われていた為だった」

仕入れた分がきちんと管理されていると、架空の仕入れはすぐに発覚してしまいます。

逆に言えば、在庫管理がずさんな体制だと、ずぐには発覚しにくいものです。

「架空の仕入れ」を使った例文2

「架空の仕入れに協力していた相手の担当者も、一緒に逮捕されたらしい」

先に挙げた架空の仕入れの方法として、特定の相手と協力していた場合、発覚した時にはそちらも罪に問われる可能性が高いです。

背任の協力者として、刑事、民事ともに責任をとらされることになるでしょう。

「架空の仕入れ」の類語や言い換え

架空の仕入れと似た意味で使える言葉です。

あまり種類がなく、言葉自体も似たものとなってしまいます。

  • 「架空発注」(かくうはっちゅう)

「架空発注」(かくうはっちゅう)

発注したと見せ掛けることで、それによる代金分を着服することです。

仕入れたとする「架空の仕入れ」と同様に、発注したとすることで着服することに繋がります。

もちろんこちらも犯罪になる行為です。

icon まとめ

「架空の仕入れ」による着服は、度々ニュースになることがあり、不正経理の手段としてよく使われています。

例えそれができる立場だったとしても、決して行ってはいけません。


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