「相応しい」とは?意味や表現の使い方!
皆さんは普段の会話の中で「相応しい」という言葉を使ったことがあると思いますが、決して聞き慣れない言葉ではありませんし、友人や職場の同僚とのコミュニケーションでも何気なく使っているくらいに、ポピュラーな言葉でしょう。
しかし、ここで改めて「相応しい」という言葉のことについて見ていくことにします。
目次
- 「相応しい」とは?意味
- 「相応しい」の表現の使い方
- 「相応しい」を使った言葉と意味を解釈
- 「相応しい」を使った例文と意味を解釈
- 「相応しい」の英語と意味を解釈
「相応しい」とは?意味
「相応しい」とは、「あるもの(こと)と他もの(こと)とが釣り合って適した状態になっていること」や「似つかわしい」という意味があります。
- 「相応しい」の読み方
「相応しい」の読み方
「相応しい」と書いて「ふさわしい」と読みます。
「相応」を「そうおう」と読みますが、その訓読みになります。
「相応しい」の表現の使い方
「相応しい」の表現の使い方を今一度考えてみると、何か理想となるものに近づいた時や、あるものとあるもののバランスが取れているような時に、使われることになるでしょう。
「相応しい」を使った言葉と意味を解釈
「相応しい」を使った言葉には、どのようなものがあるでしょうか?
- 「不相応な」
- 「相応しい人」
「不相応な」
「不相応な」という言葉は「相応しい」の対義語として使われる言葉でもありますが、「ぶそうおう」と読んで「似つわしくないこと」や「バランスが取れていないこと」という意味があります。
「相応しい人」
「相応しい人」という表現をする使い方が余りますが、これは「あることにに対して適任な人」や「恋人やパートナーの相手として、バランスが取れている理想的な人」という解釈ができます。
「相応しい」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「相応しい」を使った例文を見ていくことにしましょう。
- 「相応しい」を使った例文1
- 「相応しい」を使った例文2
「相応しい」を使った例文1
「大丈夫だよ。君には必ず相応しい男性が現れるよ。心配しなくていいと思う」
中々彼氏ができずに悩んでいる子を励ましているセリフでしょう。
焦らず理想の出会いを待ち続けていることで、この子に「相応しい」男性が現れるのでしょうが、もしかすると励ましている男性こそが、この子に「相応しい」相手かもしれません。
「相応しい」を使った例文2
「秋はスポーツをして身体を動かすには、とても相応しい季節ですが、他にも食欲の秋、読書の秋と色々な楽しみ方がありますね」
季節感を感じる時にも、この「相応しい」が使われています。
前の例文のように人のマッチングなどで使われるだけでなく、秋の季節感を味わうように例えることができるのも、この言葉の魅力かもしれません。
「相応しい」の英語と意味を解釈
「相応しい」を英語で表現すると、“suitable”、“appropriate”、“worthy”、“desirable”などの言葉で訳すことができます。
「君は私の人生のパートナーに相応しい人だよ」このような言葉を男性からいきなり言われたなら、女性の人は、どんな思いを巡らせるでしょうか?
相手が、社会的な地位の高い人や自信家の男性がこの言葉を使っているなら、ちょっと嫌みに感じるかもしれません。
「僕はあなたのような美しい人の彼氏には相応しくありません」という言葉を聞いたならどうでしょう?
何か、とても謙虚な人柄を醸し出している感じもします。
このように「相応しい」は、使うシチュエーションで感じるニュアンスがかなり変わってきます。