「拡散希望」の意味・類語・対義語【使い方や例文】
今の若い世代の人達のコミュニケーション手段と言えば、TwitterやLINE、InstagramのようなSNSが主流ですね。
そんな時に使われるのが、「拡散希望」というキーワードです。
今回は、そんな「拡散希望」について説明をしていこうと思います。
目次
- 「拡散希望」の意味とは?
- 「拡散希望」デマもあるので注意すべき?
- 「拡散希望」のタグの使い方
- 「拡散希望」を使った例文・短文(解釈)
- 「拡散希望」の英語と解釈
- 「拡散希望」の類語や類義表現
「拡散希望」の意味とは?
「拡散希望」とは、主にTwitterのつぶやきであるツイートなどに追加して用いられているメッセージの1つで、「この情報を多くの人に知らせて欲しい」ということを意図したメッセージのことです。
「拡散希望」の文章のほとんどは、ツイートの先頭に「拡散希望」のような形で追加されているのですが、Twitter上では同様のメッセージとして「RT希望」という言い方をされることもあります。
「RT」とは、「リツイート」の略のことです。
- 「拡散希望」の読み方
「拡散希望」の読み方
「拡散希望」は「かくさんきぼう」という読み方なので、そんなに難しいことはありません。
「拡散希望」デマもあるので注意すべき?
「拡散希望」が付いているツイートは、メッセージを送る側の「送って欲しい」、「広げて欲しい」という目的や思いが込められいますが、その内容は有益な情報もあれば、根も葉もない噂レベルの情報やデマ、悪質なガセネタも少なくありません。
メッセージを見る人にとって有益な情報がSNS上で広がっていくことはいいのですが、事の真偽がハッキリしていない情報や、デマやガセネタが、正しい情報のように拡散されていくことは。
とても許しがたいことですし、下手に世の中を混乱させてしまうだけです。
このようなことから、「拡散希望」のあるメッセージは、冷静にその内容を見極める必要があります。
「拡散希望」のタグの使い方
Twitterで情報を広げる時には、「ハッシュタグ」というものがあり、「#」の後に必要な単語や文章を付けてタグ化します。
多くの人に広げたい「拡散希望」のメッセージをつけてツイートを発信するのですが、そのメッセージを受け取った人が共感したり、同意すれば、リアルタイムに多くの人に情報を拡散することができます。
但し、前項でも説明したように「拡散希望」や「RT希望」といったメッセージ付きで発信された情報には、デマの情報と含まれているケースも多いので、「拡散希望」をツイートする時には、自分の云いたい内容が本当に有用なことなのかを冷静に考えておくことが必要です。
「拡散希望」を使った例文・短文(解釈)
では、ここから「拡散希望」を使う例文を見ることにしましょう。
- 「拡散希望」の例文1
- 「拡散希望」の例文2
- 「拡散希望」の例文3
「拡散希望」の例文1
「すぐに拡散希望をする人は、バカっぽく思えてならない」
ちょっと過激な例文かもしれませんが、「拡散希望」という文字を見るだけで、ツイートした相手がバカみたいに感じる人もいます。
たとえ、いくら真面目な内容や深刻な悩みの内容であっても、「拡散希望」という文字が使われているだけで、何か拒絶反応を示してしまう人がいるということです。
本当に有用な情報であれば、わざわざ「拡散希望」と付けなくても、自然と広まっていくということなのでしょうか。
「拡散希望」の例文2
「ツイッターの検索窓から『#拡散希望』と検索をかけてみてください。その中のどれだけ本当に有益な情報はあるでしょうか?」
「#拡散希望」となっているツイートの中には、どうでもいい内容のものがたくさんあることが分かることでしょう。
もしあなたが、良かれと思い、「#拡散希望」のハッシュタグを付けてツイートしても、このような価値のないツイートの中で埋もれてしまうだけなのです。
「拡散希望」の例文3
「RTするしないは個人の意思です」
ツイートには、「RT=リツイート」という機能がありますが、RTする時は、その人のツイートが気に入った時でしょう。
それだけに「拡散希望」というツイートに共感する人はあまりいないのではないかと思います。
「拡散希望」と書いてあるツイートをRTしてしまうと、その「拡散希望」に乗って、さらに自分のフォロワーを経由して、つまらないツイートをただ言いふらすだけなのです。
「拡散希望」の英語と解釈
「拡散希望」を英語で表現すると、“Please RT (Retweet)”となるでしょう。
「拡散希望」の類語や類義表現
では、「拡散希望」に似ている言葉を挙げてみることにしました。
「拡散希望」の類義語としては、次のような言葉があります。
- 「繋がりたい」
- 「RT稼ぎ」
「繋がりたい」
かなりストレートな表現ですが、「繋がりたい」などを使って友達募集などの交流をしてフォローやフォローバックを稼ぐ人がいます。
「拡散希望」よりは、まだ素直な表現のようにも感じますが、目的は似ているでしょう。
「RT稼ぎ」
「拡散希望」とは、ややニュアンスが異なりますが、「RT乞食」という言葉でも使われているフレーズです。
色々な手段でリツイート(RT)を促すツイート以外に、急上昇しているトレンド用のハッシュタグで注目度を集めてみたり、話題急上昇の注目を集めているニュースや最新流行語や、インパクトのあるシーンをピックアップした画像か動画、話題の新商品の感想などを用いてリツイートを増やしていく手法です。
インターネットが普及してからは、自分の欲しい情報をすぐに手に入れることができるようになりました。
しかし、本当に有益な情報や、共感してもらえるような話や、みんなが楽しく感じるる情報は、「拡散希望」を付けなくても、自然と広まっていくはずです。
もし、深く考えずに「拡散希望」と付けてしまっていたなら、そのツイートは押し付け的に感じたり、真面目で真剣な内容で有っても軽く見過ごされてしまうことに、なり、結果的に拡散しなかったということもあります。
それだけに本当に価値のある情報は見る人が自分の尺度で判断するものだと理解しておくことです。