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「写真写り悪い」とは?実物は可愛いのに「写真写り悪い」ことも?詳しく解釈!

この「写真写り悪い」という表現は、日本語として正しいとは言えない使い方ながら、すっかり定着してしまっています。

写真写り悪い

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「写真写り悪い」とは?実物は可愛いのに「写真写り悪い」ことも?詳しく解釈!>


目次

  • 「写真写り悪い」とは?
  • 実物は可愛いのに「写真写り悪い」原因とは?


「写真写り悪い」とは?

「写真写り悪い」とは?

「写真写り悪い」とは、写真になると実物より悪く見えてしまうことです。

一般的に実物の方が可愛かったり、いい男だという場合がこれに当たり、いつもそうだという人も居れば、写真によってこれはそう見えるという使い方もできます。

「あのコはいつも写真映り悪いよね」のように用いますが、冒頭のように、この表現は日本語として正しいとは言えません。

それは、「写真」は元々「真実を写す」と使っている言葉なので、そこに写っているのが真の姿ということになるからです。

つまり、それが悪いということは、元が悪いからだと言わざるを得ない訳ですが、ほとんどの場合でそこまで気にせずに、先のような意味で普通に使われています。



実物は可愛いのに「写真写り悪い」原因とは?

実物は可愛いのに「写真写り悪い」原因とは?

実物は可愛いのに「写真写り悪い」原因として考えられるのは、実物は動いているからだという場合が多いです。

写真はその一瞬だけを切り取ったものと言えるので、撮影された角度などによって動いている状態とは大きく異なって見えてしまうことが多々あります。

また、写真に撮られると思う意識から、いつもとは違う表情になっていたり、無意識でそのようになっていた為に「写真写り悪い」ことになる場合もあり、「真実を写す」とは言うものの、あくまでその角度から写した一瞬の表情に過ぎないと解釈していいでしょう。

逆に、実物よりよく見えてしまう写真が撮れることも少なくなく、その場合には「写真写りいい」と表現します。

こちらは「写真写りいいから期待したが、実物はそれほどでもなかった」などと使われます。

icon まとめ

「写真写り悪い」人は、何かと損をしてしまう場合があります。

根本的な解決法というものもありませんが、撮影する角度を変える、光の当たり具合の調整といった技術的な面もさることながら、何より写真に撮られると無理に意識しないのが一番かも知れません。