「腕に覚えがある」とは!意味や使い方!類語や例文も解釈
日常会話や小説などで「腕に覚えがある」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「腕に覚えがある」の意味
- 「腕に覚えがある」の表現の使い方
- 「腕に覚えがある」を使った例文と意味を解釈
- 「腕に覚えがある」の類語と解釈
「腕に覚えがある」の意味
「腕に覚えがある」の意味は以下の2つです。
1つ目は「武術に優れている様子」という意味で、力が強くて勇ましく、さまざまな武功を立てた人のことを言います。
2つ目は「自分の能力や技術に自信がある様子」で、目の前で話題になっていることに対して、「自分ならできる」と思ったり述べたりすることを言います。
- 「腕に覚えがある」の英語と解釈
- 「腕に覚えがある」を分解して解釈
「腕に覚えがある」の英語と解釈
「腕に覚えがある」は英語で“I am good at ~ing.”と表現することが多くなります。
“I am good at cooking.”は「私は料理の腕に覚えがある」で、“I am good at playing guitar.”は「私はギター演奏の腕に覚えがある」になります。
「腕に覚えがある」を分解して解釈
「腕に覚えがある」は「腕+に(助詞)+覚え+が(助詞)+ある」で成り立っています。
「腕」とは「身体で肩から手首までの部位」「ものごとの能力・技術」「腕力・武力」という意味があります。
「覚え」は「習得・理解」「思い当たること」「感じること」「能力・技術に対する自信」という意味があります。
これらの言葉に「存在」を表す動詞「ある」が付き、「技術や能力に対する自信がある」「腕力や武力を習得している」という意味で使われる様になりました。
「腕に覚えがある」の表現の使い方
「腕に覚えがある」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 過去に経験がある時に使う
文法的な使い方
「腕に覚えがある」は動詞を含んだ表現であり、文末にそのまま使えます。
副詞として使う時には「腕に覚えがあり」になります。
過去に経験がある時に使う
「腕に覚えがある」は、過去にそのことを経験していて、ある一定の成果を出したことがある時に使います。
人より優れていると自信があり、今でもそれを証明できることを表しています。
「腕に覚えがある」を使った例文と意味を解釈
「腕に覚えがある」を使った例文と意味を解釈します。
- 「腕に覚えがある」を使った例文1
- 「腕に覚えがある」を使った例文2
「腕に覚えがある」を使った例文1
「サッカーならば腕に覚えがあるので手伝いますよ」
サッカーチームのメンバーが足りなくて探している時に、自分は経験者で技術もあるので参加できると言っています。
「腕に覚えがある」を使った例文2
「ダンスならば少しは腕に覚えがあります」
ダンスの話題をしていて、「絶対ではないけれども人並み以上に踊れます」とアピールしています。
「腕に覚えがある」の類語と解釈
「腕に覚えがある」の類語と解釈を紹介します。
- 「手練れ」【てだれ】
- 「自負する」【じふする】
「手練れ」【てだれ】
「その道に熟練していてとても上手な人のこと」という意味です。
「自負する」【じふする】
「自分の能力や技術などに自信を持ち、誇らしく思うこと」という意味です。
「腕に覚えがある」は「武術に優れている様子」「自分の能力や技術に自信がある様子」という意味があります。
かつて経験したことがあり、普通の人よりも上手にできることに対して使いましょう。