「憮然」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「憮然」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「憮然」という言葉を使った例文や、「憮然」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「憮然」とは?
- 「憮然」を使った例文や短文など
- 「憮然」の類語や類義語・言い換え
「憮然」とは?
「憮然」という言葉を知っているでしょうか。
「憮然とした態度」という言い回しを聞いたことがあるかもしれません。
一方で、「憮然」という言葉を、今回初めて知った人もいるでしょう。
そこで「憮然」という言葉の意味を紹介します。
- 「憮然」の読み方
- 「憮然」の意味
「憮然」の読み方
「憮然」は「ぶぜん」と読みます。
少し読み方が難しいため、読み間違えに気を付けましょう。
これを機会に、「憮然」は「ぶぜん」と読みましょう。
「憮然」の意味
「憮然」という言葉の意味を紹介します。
「憮然」には、「失望して、ぼんやりとする様子」また「意外なことに呆然とする様子」という意味があります。
「憮然とした態度」の人は、意外な出来事が起こり、あきれた態度を取っているという意味になります。
このように「憮然」という言葉には、「失望して、ぼうっとする様子」また「意外なことにあきれている様子」という意味があります。
「憮然」を使った例文や短文など
次に「憮然」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「憮然」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「憮然」を使った例文1
- 「憮然」を使った例文2
「憮然」を使った例文1
「自分よりも年下の社員が出世し、『憮然』とした顔をする」
この例文は、出世すべき人が出世せず、若い人が人事評価されたことにあきれた表情をしている人に対する文章になります。
このように、意外なことに腹を立てたり、呆然とした時、「憮然とした表情」をすることがあります。
「憮然」を使った例文2
「新幹線が雨で止まり、『憮然』としながらホームに立つ」
この例文は、大雨の影響などで新幹線の運行が止まってしまったため、失望、落胆した様子でホームに立っている人を描いた文章になります。
どうすることもできない苛立ちや悲しさが、「憮然」という言葉から伝わってきます。
「憮然」の類語や類義語・言い換え
続いて「憮然」の類語や類似表現を紹介します。
「憮然」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「落胆」【らくたん】
- 「不快」【ふかい】
「落胆」【らくたん】
「落胆」には、「期待通りにならず、気力を失いがっかりすること」という意味があります。
「受験に落ちて落胆する」「告白に失敗して落胆する」などという使い方をします。
「不快」【ふかい】
「不快」という言葉には、「嫌な気持ちになること」「不愉快なこと」という意味があります。
「不快な思いをする」「不快な夜」などという使い方をします。
「憮然」という言葉について見てきました。
失望や落胆でどうすることもできない時、腹を立てたりがっかりした様子を文章にする時、「憮然」という言葉を使ってみましょう。