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「お互い様」とは?使い方や例文!表現の使い方(meaning)

「お互い様」という言葉の意味や使い方を紹介します。

また「お互い様」という言葉を使う時の注意点を紹介して行きます。

さらに「お互い様」という言葉を使った例文や、「お互い様」の類語を紹介して行きます。

お互い様

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「お互い様」とは?使い方や例文!表現の使い方(meaning)>


目次

  • 「お互い様」とは?
  • 「お互い様」を使った言葉を紹介し、意味を解釈して行きます
  • 「お互い様」の類語や類似表現や似た言葉
  • 「お互い様」を使った例文や短文など
  • 「お互い様の精神」とは?
  • 「困った時はお互い様」という言葉を使う時の注意点


「お互い様」とは?

「お互い様」という言葉を知っているでしょうか。

「お互い様ですから」などと、仕事相手に優しい声を掛けられて、嬉しい気持ちになった人もいるかもしれません。

一方で、「お互い様」という言葉をまるで知らないという人もいるかもしれません。

そこで「お互い様」という言葉の意味を紹介します。

  • 「お互い様」の読み方
  • 「お互い様」の意味

「お互い様」の読み方

「お互い様」の読み方を紹介します。

「お互い様」「おたがいさま」と読みます。

「お互い」「おたがい」と読み、「様」「さま」と読みます。

それほど難しい言葉は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。

これを機会に「お互い様」「おたがいさま」と読むようにしましょう。

「お互い様」の意味

「お互い様」の意味を紹介します。

「お互い様」には、「相手も自分も、同様の関係、立場にあること」という意味があります。

例えば、「大変なのはお互い様」という時は、声を掛けられた人も、声をかけている人も「大変な立場は同じ」という意味があります。

あなただけ大変なのではなく、私も同じように大変ですと伝えたい時に、「大変なのはお互い様」と言います。

このように「お互い様」には、「相手も自分も、同様の関係、立場にあること」という意味があります。



「お互い様」を使った言葉を紹介し、意味を解釈して行きます

「お互い様」を使った言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

  • 「困った時はお互い様」
  • 「苦しいのはお互い様」
  • 「お互い様なので、気にしないでください」
  • 「悪いのはお互い様」

「困った時はお互い様」

「困った時はお互い様」は、「お互い様」を使った言葉の代名詞のような言葉です。

誰かが困っている時に、「困った時はお互い様」と言って、助けてあげたり、手伝ってあげたりします。

例えば、経済的に苦しんでいる人を見て、食材を渡したり、カンパをするような時に、「困った時はお互い様」と言います。

自分もいつ経済的に苦しむか分からない、同じような立場にいるから、放っておかずに助けるという意味があります。

「苦しいのはお互い様」

「苦しいのはお互い様」という言葉もあります。

例えば、ハイキングをしている時に迷子になってしまうかもしれません。

このような時に、仲間のひとりが、「もう嫌だ」とか「帰りたい」と泣きだしたら、他の仲間は嫌な思いをするでしょう。

嫌だと思ったり、帰りたいと思っているのは、その友達だけではないからです。

このような時に、「苦しいのはお互い様」と言って、一人だけ嘆かないよう促します。

「お互い様なので、気にしないでください」

困っている人を助けた後で、「お互い様なので、気にしないでください」と声を掛ける人がいるかもしれません。

「いつ同じような立場になるかもしれないので、手助けするのは当たり前です」という意味が含まれています。

救われた側が、恐縮しないよう、心配りをしたセリフになります。

「悪いのはお互い様」

「悪いのはお互い様」という言葉があります。

例えばケンカをした時に、どちらかが一方を責めている時、責められた側が「悪いのはお互い様」というセリフを口にします。

ケンカをした原因が、どちらか一方の悪い点にあるのではなく、どちらにも責められる点がある場合、「悪いのはお互い様」と言って、もっと冷静になるよう促します。

「お互い様」の類語や類似表現や似た言葉

「お互い様」の類語や類似表現を紹介します。

「お互い様」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

  • 「おあいこ」
  • 「持ちつ持たれつ」
  • 「ギブアンドテイク」
  • 「共存共栄」

「おあいこ」

「おあいこ」には「勝ち負けや優劣がない、対等な状況」という意味があります。

例えば、ジャンケンをした時、チョキとチョキ、グーとグーの場合は、優劣が付かないため「おあいこ」になります。

また仕事を手伝ってもらった時、手伝ってくれる人が「この前、手伝ってくれたから、おあいこだ」と言うことがあります。

以前の手伝いと、今回の手伝いで、対等な状況になったという意味の言葉です。

このように「おあいこ」は、「お互い様」と似た意味を持つ言葉になります。

「持ちつ持たれつ」

「持ちつ持たれつ」という言葉には、「互いに助け合う様子」という意味があります。

例えば夫婦は、お互いに助け合う関係のため、「持ちつ持たれつの関係」かもしれません。

漫才コンビや、アイドルグループのメンバーも、「持ちつ持たれつの関係」ではないでしょうか。

「お互い様」という言葉にも、「持ちつ持たれつだから」という意味が含まれています。

「ギブアンドテイク」

「ギブアンドテイク」には、「何かを与えたら、何かをもらう」という意味があります。

例えば仕事を与え、給料を与えたら、労働力を提供してもらうのが、仕事に関する「ギブアンドテイク」になります。

「持ちつ持たれつ」「お互い様」をドライな表現にしたのが「ギブアンドテイク」かもしれません。

「共存共栄」

「共栄共存」には、「ともに生存し、ともに栄えること」という意味があります。

二つ以上のものが、敵対せずに助け合う様子を「共栄共存」と言います。

例えば同じ業界の会社同士が、つぶし合いをせず、ともに栄えようとする時、「共栄共存」という言葉を使います。



「お互い様」を使った例文や短文など

「お互い様」という言葉を使った例文や短文を紹介します。

「お互い様」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。

  • 「お互い様」を使った例文1
  • 「お互い様」を使った例文2

「お互い様」を使った例文1

「『困った時はお互い様』だから、残業に付き合うよ」

この例文は、同じ職場の同僚が、仕事を手伝ってくれる様子を言葉にしたものです。

手伝う側が、手伝われる相手に気を使わせないよう、このようなセリフを言っています。

手伝ってもらった方も、次回は誰かが困っている時、手伝いをしようと思えるような優しい心遣いではないでしょうか。

「お互い様」を使った例文2

「『苦しいのはお互い様』だし、弱音を吐くな」

この例文は、苦しい立場で頑張っているグループのメンバーが、声を掛け合っているシーンを切り取ったものです。

グループの誰かが弱音を吐いた時、他のメンバーも同様に苦しいと感じています。

そのため、一人だけが弱音を吐くのは間違っている、みんなも弱音を吐きたいけれど、頑張っているという意味があります。

「お互い様の精神」とは?

「お互い様の精神」という言葉があります。

この言葉には、相手も自分も、同様の関係、立場にあると思いながら暮らす心を意味します。

例えば、高齢者が重い荷物を大変そうに持っているとします。

このような時、「自分もいつか同じ立場になる」と思って、代わりに荷物を持って歩く気持ちを「お互い様の精神」と言います。

また自分の親が同じように困っている時、他の人が助けてくれたらいいなと思いながら、荷物を持つのも同様です。

また仕事でミスした人を見た時に、「自分も同じようなミスをするかもしれない」と思って、フォローする気持ちも、「お互い様の精神」でしょう。

このように、他人が大変な時、人ごとだと思わずに暖かい目で見る気持ちを「お互い様の精神」と言います。

「困った時はお互い様」という言葉を使う時の注意点

「困った時はお互い様」と言う言葉を使う時の注意点を紹介します。

例えば同僚に仕事を手伝ってもらった時、「ありがとう」「助かるよ」とお礼を言うでしょう。

このような時に、同僚が「困った時はお互い様なので、気にしないで」と言ってくれるかもしれません。

これは「困った時はお互い様」の正しい使い方になります。

手伝ってもらうことの負担を減らすよう、気遣いのため「お互い様」という言葉を使っているためです。

逆に、手伝ってもらった方が、「ありがとう。

困った時はお互い様だな」
と言ったらどう思うでしょうか。

手伝ってもらうのが当たり前だと思っていると感じて、手伝う気力が失せてしまうかもしれません。

このように、「困った時はお互い様」という言葉を、困っている側が言うのは厳禁です。

困っている側は、感謝の気持ちを伝えるだけにしましょう。

icon まとめ

「お互い様」という言葉について見てきました。

「お互い様の精神」「困った時はお互い様」という言葉は、住みやすい地域社会を作るために必要な言葉かもしれません。

全ての人が、このような心持で暮らしたら、もっと住み心地の良い社会になるかもしれません。

ただし助けてもらった側が「お互い様」と、当たり前のように思うのはやめましょう。